こんにちは!
夫婦でvanlifeブログを運営しております「ミチトライフ( @michitolife)」のちあきです。
今回は「vanlife」に最適な「食洗機」について、2つのおすすめと、車に搭載する際のメリット・デメリットをお伝えします。
最近、「vanlife」に向けて、「これが最高!」と思えるキッチンにするため、アイデアを探しているのですが、その際、キャンピングカーに食洗機を搭載している人を発見しました!一般家庭には当たり前かもしれませんが、車にも載せられるのか!と車中泊について初心者の私には衝撃でした。
すぐに調べてみたところ、2つだけ、エコでコンパクト、そして、電源をつなげばすぐ使える食洗機をみつけました。
コンパクトなため、調理器具など食洗器に入らないものは、「節水して手洗い」になります。しかし、地味に時間のかかる家事、食器洗い。少しでも楽に、そして、節水できれば一石二鳥ではないでしょうか?
食器洗いに必要な水の量は?
おすすめの食洗機を伝える前に、食器洗いに必要な水の量を知っていますか?
台所で5分間水を出しっぱなしにすると約60L消費するといわれています。
また、食器1点を洗うのに水が約1.9Lは必要とも。
実際に食器洗いで、水道を出す時間を計ってみたところ、約4分かかりました。

つまり、1分12Lとして、46L水を使っていることになります。
1点1.9Lだとしたら、細々したものを含めて15点なので、28.5L。
46Lは使ってない感じがしますが、28.5Lは間違っていないような感覚がありました。
昨年、今年とキャンピングカー展に行きましたが、私がみたバンコンや中型のキャンピングカーにつけられている排水タンクは20L程度。
1回の食器洗いでも排水タンクは足りません。タンクを大きくすればいいじゃないか、となるかもしれませんが、タンクをもって排水しに行くので、持ち運びについても考慮すべきです。
また、排水処理がしやすい現状ではないことは以前に記載した通り。
排水が少なければ少ないほど、処理の頻度や手間も少なくなります。
-
【水道局に取材】「バンライフ」や「車中泊」での生活排水の処理ってどうすればいいの?プロがお答えします!
続きを見る
メモ
排水量が少ない場合の処理方法について
災害用トイレに使用される液体凝固剤を使って水を固め、燃えるゴミとして処分するという方法があります。し尿よりも水の量が多くなるので、凝固剤の量も多く必要になりますが、覚えておけば困ったときに役立ちます。
毎日外食できれば、洗い物も食事も楽でいいですが、長期で考えると、身体にも財布にも健康的ではないですよね。料理と洗い物はセットです。

そして、私たちの日課は食後にコーヒーを淹れること。ソファーでコーヒーを飲みながら話し合ったり、TVを見たりするのが至福の時間です。
節水を!となると、洗いやすさを考えて、さっさと食器を片付けるべきでしょう。そう思ってはいるものの、身体は動かず。
その結果、時計の針が0時に近づいた頃、追い詰められて、「はぁ~。やるか。」と洗いだすのです。笑

そこで、あったらいいな、「食洗機」です。
スポンサーリンク
設置工事なしで使える食洗器
冒頭にも伝えた、エコ、コンパクト、設置工事不要の食洗器はこれです。
Jaime
1つめがこちらのJaime。コンセントと排水ができる場所があれば使えます。
スペック
- サイズ:W41.2xD37.8xH42.2cm
- 本体重量:12.7Kg
- 消費電力:950W
- 食器目安:食器12点/小物12点(実質2〜2.5人分)
- 1回の使用に必要な水は約6L。手洗いよりも約17L節水(メーカー調べ)
レビュー
- 洗浄力は問題なく油汚れもしっかり落ちる。
- 音は洗濯機程度。
- コンセントを挿す→排水ホースをつなげる→給水で即使える。
- タンクへの給水が面倒な人もいる。(蛇口から直接給水できるようにしたり、2L ペットボトルを3本常備する工夫も。)
特に賃貸などで工事ができない家庭、少人数の家庭で人気があります。見つけた瞬間、「欲しい!」と思って指が勝手にクリックしそうでした。

tetra
もう1つインテリアのような食洗機を紹介します。
それが、tetra(テトラ)です。こちらは、コンセントがあれば使えます。
これはすごすぎて、説明が長くなります。
この「tetra」は、世界最大級の技術展示会と言われる「CES」2019年の最優秀イノベーション賞を受賞している画期的な食洗機です。
デザインはフロッグデザインというapple製品のデザインも手掛けている会社で、置いてあるだけで目を引くデザインになっています。
販売は今年(2019年)から始まっているようですが、残念ながら、購入ページに進めませんでした。
アップデート情報が届くようにHEATWORKSにメール登録ができるので気になる方は即チェックです。(サイトは英語のみです。)
スペック
- サイズ:W45.72×D35.56×H42.545㎝
- 本体重量:不明
- 消費電力:不明
- お皿だけなら10枚、グラスなら12個。
- 1回につき、1.9L(本体タンクに手で補充)
- 動作時間は10分。
驚くべきはその節水能力。1回1.9Lと「jaime」の1/3の量。動作時間は「jaime」の標準洗浄時間60分の1/6。洗浄力に関しては動画参照です。
若干弱そうに見えるけど、果たしてきれいになるのでしょうか…。
しかも、このtetra、食器を洗うだけで終わりません。
なんと、「Ohmic Array Technology」という特許取得済みの技術で、水のミネラルを活性化させて熱を発し、哺乳瓶の煮沸消毒から果物の洗浄、蒸し料理まで使えるんです。別の動画では、帽子まで消毒してました!笑

まだあるんです。
tetraは、iPhoneと接続して操作ができる!つまり、スマホがリモコン。
専用アプリでWi-Fi接続すると、洗浄時の水の温度も調整可能です。
見た目からほかの操作ボタンが見当たらないので、それ以外の方法があるのか、気になるところです。
最後に、tetraは、コンセントがある場所ならどこでも置けます。しかも、tetraに貯水層があるので排水用のホースも不要。
商品説明には、ちゃんと「RVに」との記載もありました!

参考
RVとは「Recreational Vehicle」で、いわゆるキャンピングカーを指します。
2018年のアメリカ国内RV「出荷台数」は約48万台。日本は2017年に「保有台数」が10万台超えたところ。そんなに出荷されているなんて、規模が違いますね。これでもアメリカ国内RVの出荷台数は前年より減少しているそう。広大な自然があるので、アウトドアの規模は日本とは比べ物になりません。なので、製品を作る側もアウトドアに対応できるものをつくるのでしょう。
スポンサーリンク
メリット、デメリット&問題
では、食洗機を使うと仮定して、メリット、デメリット&問題について。
食洗機を使うメリット
- 節水
- 時短
- 手洗いより高温で洗えるので雑菌がつきにくい
- 洗いムラがない(食器の入れ方は説明書に沿って。)
- お皿の汚れをあまり気にせず使える
- そのまま食器収納にすれば省スペースになる

食洗機を使うデメリット&問題
- 置き場所
- 排水処理(jamieの場合高温の排水がでる)
- 洗浄時の音がうるさい
- 使えない食器がある
- 予洗いが手間
- 電気設備が必要
- 定期的なお手入れが必要



現在、購入したバンでの電力はソーラーパネルを予定しているので、電力は確保予定です!(費用や電力量については、記事作成中です。)
と、ほぼバンライフではなく食洗機のメリット・デメリットですが。
バンの準備が整って車載できたらまた、お伝えしますね!
vanlife人口が増えれば、車用のいい商品がもっとできるはず!
今回、食洗機を調べていて、技術が進化しているであろう日本で、tetraのように、環境に配慮されていてデザイン性のあるものに出会えていないなと感じました。
今後、日本のアウトドア人口は、ますます増える予感。今も、アウトドアな人が増えたからか、アウトドアブランドは大手だけでなくガレージブランドも増えていて、それぞれいい商品が作られていますよね。
同じように、「vanlife」も増えつつあると感じています。「vanlife」する人が増えれば、「食洗器一体型コンパクトキッチン、省エネ、節水バージョン」みたいな、日本の人に適した設備で、もっと環境にいいものができるんじゃないかな~と思っています。




食器洗いが苦手だけどバンライフに食洗機は無理だと諦めていた人、簡単に使える食洗機を探してたよ!って方も検討してみてはいかがでしょうか?
「なんか今日余裕あるわ♪」って感じちゃうかもしれませんよ。
-
【道の駅】で「車中泊」は可能なのか?守らなくてはならないマナーと2019年の現状をお伝えします!
続きを見る
-
車に積めて便利!!どこでも使えるポータブルシャワー・風呂はこの夏の必需品!
続きを見る
-
車中泊で使える「トイレ」をご紹介!実際どうしているのかもお伝えします!
続きを見る
-
車中泊にも使える!環境にやさしい食器洗い用品&洗剤6選!どんなのがあるの?値段は高い?
続きを見る
-
【知らないと損】「VANLIFE」や「車中泊」の食器洗いの方法&グッズを紹介します。
続きを見る