こんにちは!夫(ゆう)・妻(まる)と、トヨタハイエース(サニイ)で全国を移動する生活、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方を実践しつつ、車中泊とキャンプを楽しむ夫婦、「ミチトライフ( @michitolife)」です。
2020年は、容量が「1000Wh」以上のポータブルバッテリーが戦国時代に突入します!
そんな中、日本で最も多くの種類のポータブルバッテリーを販売している「suaoki(スアオキ)」の【G1000】を徹底解説していきます。
本記事では下記の項目が解るように丁寧にお伝えします。
- 【G1000】とは?
- 【G1000】は車中泊やキャンプにどう?
- 【G1000】は災害時に役にたつ?
- 【G1000】の価格は適正なの?



ココに注意
当ブログでは玄人(くろうと)しかわからない情報などは極力記載せず、
- 初めて買う方
- ある程度知識のある方
がポータブルバッテリーを購入される際の参考になる情報を主に載せております。
また「ポータブルバッテリー の用語辞典」と一緒に読むと解りやすくなっております。
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1000W以上のポータブルバッテリーの記事
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【G1000】とは?

「suaoki(スアオキ)」は、日本で今、もっともたくさんのポータブルバッテリーを販売しているメーカーです。
各容量帯すべてに対応しており、その種類は「全10種」に及びます。
「suoak」のポータブルバッテリーの記事
そんな中、【G1000】は販売当初「suaoki史上、最強のポータブルバッテリー」として販売され、現在でも「suaoki」の中では最高性能を誇っています。


【G1000】のセット内容

セット内容
- 【G1000】ポータブル電源本体
- 取扱説明書
- ACアダプター(ケーブル付き)
- ソーラー充電ケーブル
- シガーソケット
- USB-Type-Cケーブル
- AC電源コード
- 感謝カード
ポータブルバッテリーを使うためのすべての配線はしっかり揃ってります。
初めてポータブルバッテリーを購入される方でも「別途配線は必要ない」ので安心ですよ!
また、私も持っている「感謝カード」は持っていると少し嬉しい気分になります。

【G1000】の保証内容

ポータブルバッテリーを選ぶ上で「保証期間」はとても大事です。
通常は「24ヶ月」が多いですが、中には12ヶ月や36ヶ月保証もあります。
また、Amazon・楽天・yahooショッピングのどこで購入するかによって期間が変わることもありますので注意が必要です。
保証期間
- 公式:24ヶ月
- Amazon:24ヶ月
- 楽天:12ヶ月
- yahooショッピング:12ヶ月

ココに注意
公式、amazonでの購入は保証が「24ヶ月」ですが、
楽天とyahooは、「12ヶ月」です。
しかし、「商品レビュー」「ストアレビュー」をすると「24ヶ月」になります。
「注文番号」を記載する必要があるので忘れずに行うようにしましょう!


【G1000】のバッテリー詳細

ポータブルバッテリーを選ぶ際に、最も大事なところが、バッテリーの「容量」や「仕様」です。
他社のポータブルバッテリーとも比較してわかりやすく説明していきますね!
バッテリー容量
まずは、【G1000】が電気をどれぐらい貯めておけるのかの数値「Wh(ワットアワー)」を見ていきます。
(Whとは1Wの電力を1時間消費した場合を1Whと言います。)
電気容量
- 定格エネルギー:1182Wh
- 定格容量:328Ah / 3.6V
【G1000】の用途としては主に、スマホの充電、ランタンの充電、PCの充電、さらには電化製品の充電が主な用途になります。

そこで「1182Wh/328Ah/3.6V」が様々な電化製品をどれぐらい使用できるのか記載しました!
使用回数・時間
- iPhone (3Ah):70回
- iPad(9Ah):23回
- MacBook Pro (18Ah):11.8回
- 低電力扇風機(16Wh):56時間
- ランタン(30Wh):29時間
- 電気毛布(50Wh):17.7時間
- 車内エアコン(120Wh):7.4時間
- 電子レンジ(500Wh):83分
- IH(中火力):69分
- ドライヤー(600Wh):106分
・放電深度(DOD)の影響を加え計算しています
・計算方法に関しては「ポータブルバッテリー の用語辞典」を参照
・すべて実際に行った実験データに基づいております
放電深度(DOD)とは?
ポータブルバッテリーは、電池の寿命を守るために電池容量のすべてを使用しないようにして、電力を残りを電池を保護するために確保されています。
それを「放電深度」と言います。
【G1000】は「約10%」が放電深度なので「1182Wh × 0.9 = 1064Wh」が本当の容量になります。


バッテリーの仕様

バッテリーの仕様
- バッテリータイプ:LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン
- 充放電回数:3500サイクル
- パススルー:可能
- 使用温度範囲:0℃~40℃
- 使用湿度範囲:10%~90%
各社とも近年は様々な電池を開発しています。
そこで大事なところが、なんかい充電できて、なんかい放電できるのか?
それを「充放電回数」と呼ぶのですが、ポータブルバッテリーを選ぶ上でかなり大事な要素です。


出力1000W以上のポータブルバッテリーの仕様比較表(出力順)
出力1000W | メーカー | 定格エネルギー | 定格容量 | バッテリータイプ | 充放電回数 | パススルー |
---|---|---|---|---|---|---|
G1000 | suaoki | 1182Wh | 328Ah/3.6V | LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン | 3500回 | 可能だが非推奨 |
G1200 | suaoki | 1200Wh | 332Ah/3.6 | 三元系リチウムイオン | 800回 | 可能だが非推奨 |
GP1000 | NSS | 1000Wh | 277Ah/3.6V | Panasonicセル | 800回 | 可能だが非推奨 |
GP1200 | NSS | 1200Wh | 332Ah/3.6V | LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン | 3500回 | 可能だが非推奨 |
Jackery1000 | Jackery | 1002Wh | 278Ah/3.6V | Bakリチウムイオン | 不明 | 可能だが非推奨 |
GP1500 | NSS | 1500Wh | 472Ah/3.6V | LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン | 3500回 | 可能だが非推奨 |
EFDELTA | EcoFlow | 1260Wh | 350Ah/3.6V | 三元系リチウムイオン | 800回 | 可能だが非推奨 |
MONSTER X | indiegogo | 1278Wh | 350Ah/3.6V | 3C高速リチウムイオンバッテリー | 3000回 | 可能だが非推奨 |
パススルーとは?
パススルーとは充電しながら電力を使用することです。
パススルーは、実際ほとんどのポータブルバッテリーで可能ですが、バッテリーに負担がかかるためメーカーは推奨しておりません。
【G1000】もパススルー対応ですが、寿命が短くなることを承知の上で使用してください。
【G1000】は、【GP1200】【GP1500】も「LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン」という最新電池を採用しており、
「充放電回数」は驚異の「3500回」を誇っています!
ついで【Monster X】の「3C高速リチウムイオンバッテリー」が「3000回」です。
一見、「800回」しか充放電できない【EFDELTA】ですが、よく考えてみてください。
3500回も充放電するって、毎日使っても9年以上かかります・・・
数年、いや来年にはもっとすごいポータブルバッテリーが発売されると思います。
保証は1~2年間なので、それ以降、壊れてしまったら修理代がかるよ・・・
と考えると、


【G1000】の出力性能
次に【G1000】のコンセントやUSBに差し込んだ時、どんな電気が?どれぐらい流れてくるのか?を解説していきます!
AC出力規格

AC出力とは簡単に言うと、【G1000】にコンセントを差し込んだとき、どんな電力が流れてくるのかです。
AC出力
- 電圧:110V
- 周波数:50/60Hz
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:1000W
- 最大出力:2000W
- コンセント口数:4口
周波数
日本では、周波数が違う「50Hz」の電気と「60Hz」の電気があり、周波数が違う電気を使うことで、使えなくなってしまったり、故障してしまったりする電気製品があります。
(周波数については詳しく「ポータブルバッテリー の用語辞典」で解説しております)


波形

ポータブル電源から出力できる交流には、大きく分けて正弦波と修正正弦波(矩形波)の2種類があります。
- 「正弦波」とは「家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと」です。
- 「修正弦波」とは、家庭用の電気を擬似的に、いわゆる「「マネて」つくった電気のこと」です。
正弦波のポータブルバッテリーにコンセントで電化製品を使っても、家庭のコンセントと同じ電気が流れてくるので「動作がしない」「電化製品が故障する」ことはありません。
しかし、修正弦波であると「動作をしない」「故障してしまう」電化製品などがあります。
使えない電化製品などの情報は「ポータブルバッテリー の用語辞典」に掲載しております。
定格出力
次に「定格出力1000W」に注目です。
ココに注意
「定格出力1000W」とは、「1000W」までの電化製品の使用が可能という数値になります。
ドライヤーや電子レンジなど大量に電力を必要とする電化製品を使う為に目安のなる「定格出力」を例を出してグラフにしました。
【G1000】は稼働するか? | |
中(電子レンジは500W) | ○ |
強(電子レンジは600W) | × |
【G1000】は稼働するか? | |
IHクッキングヒーター(中火力) | ○ |
IHクッキングヒーター(高火力) | × |
【G1000】は稼働するか? | |
ドライヤー(600W) | ○ |
ドライヤー(1200W) | × |
※電化製品のメーカや種類により違いがありますのでご注意ください。
どんな電化製品が使用可能かの「実験データ」はこちら!
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USB出力規格

近年はスマホやダブレット、ノートPCなどの充電が重要視され、「USB出力性能」はポータブルバッテリーを選ぶ上で、かなり重要になってきました。
USB出力性能
- USB Type A(5V/2.4A):2口
- USB Type A (QC3.0 5V/9V/12V/ 最大18W):2口
- USB Type C (5V/9V/12V/15V/20V、最大60W PD3.0 対応):1口
USB-TypeAは合計で「4口」あり、「2口」が高速充電対応です。
さらに、USB-TypeCの「PD60」の規格が「1口」あります。
(PDとは「Power Derivery」の略で高速で充電が可能な新しい規格です。60は「60W」を表し数値が大きいほど充電速度が上がります。詳細は「ポータブルバッテリー の用語辞典」まで)


USB-TypeCを使って「iPhone」などのスマホを高速充電したい方はこちらがおすすめです!
DC・シガーソケット出力

DC出力
- DC出力(12V / 10A):2口
- シガーソケット(12V / 10A):1口
シガーソケット出力があると、車中泊やアウトドア、防災時にご飯が炊けたり冷蔵庫が使えるので助かりますよ!
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出力性能の比較
出力性能を他社のポータブルバッテリーと比べると、どれを買おうか迷ってる方の参考になると思いましたのでまとめました!(出力順)
製品 | メーカー | 電圧 | 周波数 | 波形 | 定格 | 瞬間 | 口数 | USB-A | USB-A高速 | USB-C | DC | シガー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
G1000 | suaoki | 110 | 50/60 | 正弦波 | 1000 | 2000 | 4 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 |
G1200 | suaoki | 110 | 50/60 | 正弦波 | 1000 | 2000 | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 1 |
GP1000 | NSS | 100 | 60 | 正弦波 | 1000 | 1200 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 |
GP1200 | NSS | 100 | 60 | 正弦波 | 1000 | 1200 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 |
Jackery1000 | Jackery | 100 | 60 | 正弦波 | 1000 | 2000 | 3 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 |
GP1500 | NSS | 100 | 60 | 正弦波 | 1500 | 1700 | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 1 |
EFDELTA | EcoFlow | 110 | 50/60 | 正弦波 | 1600 | 3100 | 6 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 |
MONSTER X | indiegogo | - | - | 正弦波 | 2000 | 3300 | 4 | 2 | 2 | 2 | 0 | 1 |




【G1000】の充電性能

【G1000】は「AC充電」「シガーソケット充電」「ソーラーパネル充電」に対応しています。


AC充電

まずは主に充電することになる、コンセントによる充電のレビューです!
AC充電詳細
- アダプター不採用
- 120Wで充電
- 50Hz / 60Hz
- 充電フルまで約10時間
【G1000】は「suaoki」のポータブルバッテリーで唯一、「ACアダプター」を使わず充電することが可能で、利点が2つほどあります。
- ACアダプターは比較的大きく重く邪魔である。
- ACアダプターは50℃以上になることがあり安全ではない。





1000Wh以上 | 充電スタイル | フルまでの時間 |
---|---|---|
GP1500 | アダプター充電 | 15時間 |
G1000 | アダプターなし | 10時間 |
EFDELTA | アダプターなし | 2時間 |
Jackery1000 | アダプター充電 | 7.5時間 |
Monster X | アダプターなし | 4時間 |
シガーソケット充電

車で充電する、シガーソケット充電は、キャンプや車中泊、災害時には必須です!
また、シガーソケットで充電するケーブルはセットで付属しておりますので初めて購入される方にも優しいです。
シガーソケット充電詳細
- 入力:5-24V / 10A
- 対応車両:12V車 / 24V車の両方対応
- 充電時間:充電フルまで約13時間以上


ソーラーパネル充電

ソーラーパネルでの充電はポータブルバッテリーにとって、なくてはならいない充電方法です。
車中泊やキャンプ、そして「災害時」、電気を充電できない場合に太陽の力で充電できるのは、とても役に立ちます。
ソーラー充電規格
- 入力最大値:最大150W
- 方式:MPPT(最大電力点追従機能)方式採用
MTTP方式とは、ソーラーパネルで生み出された電力がほとんど衰えることなく充電される方式のことをいいます!曇りの日でもある程度充電できるのが特徴です。
「suaoki(スアオキ)」のソーラーパネルとの接続の際に、付属している配線が使用可能です。
別途購入の必要がないので初心者の方でも安心して使うことができます!

【 G1000】のディスプレイ

過去モデルの【PS5B】から【G1200】まで液晶ディスプレイにほとんど変化がありませんでしたが、【G1000】からディスプレイが刷新されました。
しかし、正直「もっとも最低なディスプレイ」へと退化を遂げました。
上記の画像で一見、たくさんの表示があるので大丈夫と思うかもしれませんが、すべて「必要な数字」が表記されません。
ディスプレイに必要な項目は、他社のポータブルバッテリーと比較することで、【G1000】のディスプレイが如何に「何も表記していない」ということが解ります。
1000Wh以上 | 入力電流値 | 出力電流値 | 電力残量(%) | 電力残量(メモリ) | 残充電時間 |
---|---|---|---|---|---|
GP1500 | ○ | ○ | × | ○ | × |
G1000 | × | × | × | ○ | × |
EFDELTA | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
Jackery1000 | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
Monster X | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
そう、「何Wの電力で充電されているのか?」「何Wの電力を消費しているのか?」と、ポータブルバッテリーにおいてもっとも大事な数値が表記されないのです!





【 G1000】の安全性

【G1000】の安全性はアメリカや日本の基準をクリアしてから販売されております。
また安全面より冷却ファンがありますので、音の大きさもレビューします。
安全基準
安全基準
- PESマーク:日本の法律での安全認証
- UN38.3:リチウムイオンの国際輸送認定
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- RoHS:EUの安全保証
正直、覚えなくていい単語ですが、大事なことは「世界的に安全の認定を受けれている」ということです。
またオリジナルの「BMS(バッテリーマネージメントシステム)」もご紹介します。
BMSとはバッテリーの内部の電圧調整や保護を自動で行う機能で、あると安全なポータブルバッテリーと言えます!
BMS
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
- 本体への給電が止まると20mm秒でバッテリーからの電力共有に切替る
- 1年間保管してもロス放電は僅か数%
「独自BMS」の中でも注目は「UPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)機能です。
数あるポータブルバッテリーの中でも「UPS」があるのは数個しかありません。




USPが必要な時
- 人がすぐ入ることのできない場所や無人運用しなければならない場所にあるテレメータ装置
- 防災無線機
- 構内放送設備
- ビジネスホンなどの交換機
- インターネットの中継機や簡易ルーターといった機器の標準内蔵電池では対応できない長時間にわたる電源バックアップ
- 計画停電やピークシフト対策
などなど、業務用、医療用といろいろな場面で「UPS」が活躍してくれます。
さらに台風や地震などでの停電時に瞬時に電力の供給をしてくれることはとても魅力的です!


ファンの音の大きさ

ファンの大きさ目安
- 消費電力~499W:静かなので気にならないレベル
- 消費電力500W~750W:少し大きくなるので気になって寝れない人もいるレベル
- 消費電力751~1000W:最大限に大きく寝れないレベル
車中泊やキャンプで寝るときに使用する「電気毛布」は、消費電力「~499W」になるため、ファンの音は静かなので、私たちは普通に寝ることができています。
使っているのは【アイリスオオヤマ電気毛布】です。
もし、ファンの音が少しでも気になる方は、ファンの音が出ないポータブルバッテリーをおすすめします。
私たちは寝る時は、ファンの音がない【suaoki PS5B】をサブに使っています。
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【 G1000】の大きさと重さ
ポータブルバッテリーを買う上で、大きさと重さはとても大事です。
なんて言ったって「ポータブル」、つまり持ち運びができるとうたっているのに大きくて重ければ用途を満たしていません。
では他社のポータブルバッテリーと比較しながらレビューしていきます!
大きさ・重さ
- 大きさ:350mm(L) 315mm(W) 345mm(H)
- 重さ:23kg
ここで他社の同じ容量1200Whのモデルと比べて解説していきます。
下記は当ブログオリジナルの大きさと重さの比較表で、ポータブルバッテリーの「3辺の和 / Wh」と「kg / Wh」を計算し他社と比べると見えてきます!
数字が小さいほど「小さく・軽く」なります!
製品 | メーカー | 容量 | 横 | 縦 | 高さ | kg | 3辺の和/Wh | kg/Wh |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EFDELTA | ECOFLOW | 1260Wh | 390 | 194 | 264 | 13.6 | 0.67 | 0.01 |
GP1000 | NSS | 1000Wh | 385 | 190 | 238 | 11.5 | 0.81 | 0.015 |
GP1200 | NSS | 1200Wh | 385 | 190 | 238 | 14.8 | 0.67 | 0.012 |
G1000 | suaoki | 1182Wh | 350 | 315 | 345 | 23 | 0.85 | 0.019 |
G1200 | suaoki | 1200Wh | 394 | 272 | 536 | 12.6 | 1.00 | 0.01 |
MONSTER X | indiegogo | 1278Wh | 380 | 250 | 250 | 12 | 0.68 | 0.009 |
GP1500 | NSS | 1700Wh | 480 | 190 | 238 | 19.6 | 0.53 | 0.011 |
大きさと重さの検証結果
- 大きさ:他社と比べて最大クラス
- 重さ:他社と比べて最重量
辛口ではっきり申し上げます。
この性能で、「大きさが最大クラス・重さが最重量」なのは、全くおすすめ出来ないポータブルバッテリーです。
確かに「持ち手」が持ちやすいかもしれません。



上部に収納があるのがめっちゃ便利です!



だいぶ辛口なのですが、「女性」はほぼ持てる重さではありません。
ポータブルバッテリーとうたっている以上、誰でも「持ち運べる」ことは大事ではないでしょうか!?
【 G1000】の価格

やはりポータブルバッテリーを買う上で一番大事な要素は価格です。
【G1000】の販売価格 179,880円(税込み)
ではここで、他社と比較するために「1Whの価格」を調べます。
例えば【G1000】であれば176,800円でバッテリー容量が1182Whなので、
179880 ÷ 1182 = 152.18
つまり1Whのコストが「152.2円」になります。
では他社商品の価格を1Whのコストで比較していきましょう!(出力順)
製品 | メーカー | 価格 | Wh | 価格/ Wh |
---|---|---|---|---|
G1000 | suaoki | 179,880 | 1182 | 152.2 |
G1200 | suaoki | 169,880 | 1200 | 141.5 |
GP1000 | NSS | 78,000 | 1000 | 78 |
GP1200 | NSS | 89,900 | 1200 | 74.9 |
Jackery1000 | Jackery | 販売予定 | 1002 | - |
GP1500 | NSS | 126,000 | 1700 | 74.1 |
EFDELTA | EcoFlow | 159.500 | 1260 | 126.5 |
MONSTER X | indiegogo | 販売予定 | 1278 | - |
※全て税込み価格
【G1000】はよく割引セールを行っているので、定価で販売することはあまりありません。
しかしながら、上記の性能を踏まえた上で「152.2円/Wh」はかなりの高額なポータブルバッテリーであることは間違いありません。
価格で選ぶなら、【GP1200】【GP1500】のどちらかをおすすめします!


【G1000】のまとめ

商品名 | 【G1000】 |
製造メーカー | suaoki(スアオキ) |
販売先 |
|
セット内容 |
|
保証内容 |
|
バッテリー容量 |
|
バッテリー仕様 |
|
AC出力 |
|
USB出力 |
|
DC出力 |
|
AC充電 |
|
シガー充電 |
|
ソーラー充電 |
|
ディスプレイ |
|
安全基準 |
|
独自BMS |
|
ファンの音 |
|
大きさ | 350mm(L) 315mm(W) 345mm(H) |
重さ | 23kg |
素材 | 不明 |
価格 | 179,880円(税込み) |
円/Wh | 152円/Wh |
如何でしたでしょうか?
【G1000】はたしかに「suaoki」史上最高のポータブルバッテリーであることは間違いないようです。
しかしながら2020年において、「1000Wh以上」のポータブルバッテリーは大きく進化しています。
現状、今のままでは戦いにもなっていません。
ただ、私もそうなのですが「suaoki(スアオキ)」の製品が好きだ、このロボット感あふれる見た目が好きだ、という方は購入をおすすめします。
以上、【G1000】を徹底解説!定格1000W容量1182Wh328Ah3.6V価格179,880円(152円/Wh)「suaoki」のおすすめ大容量ポータブルバッテリー!車中泊、キャンプ、防災用に。の記事でした。
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