こんにちは!夫(ゆうすけ)・妻(ちあき)と、トヨタハイエースで全国を移動する生活、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方を実践しつつ、CAMP(キャンプ)を楽しむ夫婦、「ミチトライフ( @michitolife)」です。
今回は四万温泉にある、「元禄の湯」のご紹介です。
- 四万温泉のオススメの日帰り温泉はどこ?
- 「元禄の湯」の料金はいくら?
- 「元禄の湯」の周辺には何かあるの?
と、四万温泉街にあるおすすめの日帰り温泉や、周辺の情報などをご紹介します。是非、四万温泉の観光を楽しむ為にお役立てください!


タップできるもくじ
群馬県にある四万温泉の中の「元禄の湯」とは?
「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルの一つ
「元禄の湯」は群馬県吾妻郡中之条町四万温泉にある温泉で、「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルと言われるの一つとして有名な「積善館」本館にある温泉です。
「元禄の湯」に興味を持ったのは、そう、「千と千尋の神隠し」。

今回は、車での日帰り入浴での情報をお伝えします!
アクセス:四万温泉 積善館 群⾺県吾妻郡中之条町四万温泉
「四万温泉」の駐車場は注意が必要
「四万温泉」の宿泊者でない日帰り温泉や観光にこられた方は、旅館の駐車場が使えませんので、「四万温泉」の中の公共駐車場「桐の木平駐車場」を利用する必要があります。
しかしこの「桐の木平駐車場」は大変危険なので注意が必要です。
注意ポイント
しかも、出入り口付近は車一台しか通るスペースがありませんので、入ってくる車と出ようとしてる車で混沌とします。
駐車場の目印はこちらです。



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群馬県四万温泉の「元禄の湯」の魅力

大正ロマンの雰囲気を感じられる温泉

昭和5年に建てられた「元禄の湯」。昭和初期では珍しく贅沢な作りで、モダンなホール風。小さくシンプルな5つのの浴槽が埋まっているので、今のお風呂と違って面白く感じます。当時は大きな湯舟が一般的でなかったため、このような特徴的な作りになっているそうです。
「元禄の湯」の詳細は、
日帰り温泉プラン
- 営業時間:午前11時~午後4時(午後5時まで入浴可)
- 入館料:大人1200円(税込)
子供 800円(税込) ※3歳~11歳まで。2歳以下は無料
バスタオル(レンタル) 500円(税込)
フェイスタオル(販売) 350円(税込)
- 「元禄の湯」と「岩風呂」(混浴)に入れます。
- 休憩所:「積善や」午前11時~午後5時
- 事前予約不要。
- 本館フロントの券売機で現金支払い(クレジットカード決済不可)
※その他、食事付きのプランなどはこちらの日帰りプランからどうぞ。



温泉紹介
泉質について
泉質 | ナトリウム・カルシウム 塩化物硫酸塩温泉 |
---|---|
浴用適応症 | リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性疾患及び⾓化症、虚弱児童、女性性器、慢性炎症、卵巣機能不全症、⼦宮発育不全症及び⽉経異常、更年期障害など |
飲用適応症 | 慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性肝胆道疾患、じん⿇疹、肥満症など |
(積善館HPより転載)



浴室

入口は扉に暖簾がかかっています。正面を向いて右手に男湯、左手奥に女湯です。
各入口の左手に靴箱があるので、靴を脱ぎます。


そして、暖簾をくぐって、ドアを開ける。
と、そこに見えるのはこの景色。



というぐらい、テンションが上がり驚きました。脱衣所と浴室が一体となっているお風呂に入ったのは初めてだったので、「ははっ」っと一人で笑ってしまいました。
その勢いですぐ隣にいた入浴後のご婦人へ話しかけてしまったのですが、その方も驚いた様子で、一緒にこの驚きを共有しました。
「温泉も熱いけど、上がった後も暑いよ。」と笑っていたご婦人。
本当にその言葉通りで、入浴後の着替えは大変です。
いい意味で身体が冷めない。いや、汗が止まらない‥。


ご婦人と世間話をしたあと、温泉へ。
まずかかり湯をしますが、かかり湯用のお湯なのか?端にあるお湯はその時冷たい感じがしたので、直接浴槽からお湯を汲んで身体を流しました。
(男性のところはぬるめのお湯だったそう。)
5つも浴槽があると、なんだか中身が違う感じがしてしまって、選んでみました。
そして入る。
「熱い!」
前日に入った「四万清流の湯」も熱かったのですが、こちらも同様。
埋める水はわからず、浸かれないほどでもないのでそのまま入浴しました。
床に腰をつけるには深め。浴槽に椅子が一つ沈められていたので、座ることもできます。
そして、各湯舟に蛇口があるのですが、ここは動かず、底からお湯が湧き出ています。



人はぽつぽつだったので、一人一つの浴槽で入浴。
中身は変わりないのに、別の浴槽に移ってみたり。
アーチ形の窓から緑の葉っぱが見えたり、いつもの温泉とは違う洋の雰囲気で違和感が楽しい温泉でした。
ふと、横をみると、引き戸が2つ。その横に小窓が一つずつあります。
「利用できます。」のような文字が見えて、
「なんだこれは?」と興味。
引き戸を開けると、くら~いなかに、人ひとりが入れる小ささの個室にリクライニングシートのようなものが。
これはお風呂のルーツともいわれる「蒸し湯」でした。
床下に温泉が流れていて、その蒸気で蒸されます。今のスチームサウナでした。
私が温泉からみた引き戸の横の窓は、蒸し湯で熱くなったら顔を出したり換気する窓でした。
壁には、「熱かったらあんまりむりしないでね。」という意味の文章が書かれていました。
5分ぐらいで我慢できず出ましたが、十分ぬくもりました。
閉所・暗所恐怖症の方にはあまりお勧めしませんが、大丈夫なかたは是非体験してみてください。
そのあと、身体を洗いに行ったのですが、洗う場所は男女ともに浴室の端に1か所のみ。男性は正面右奥に、女性は正面向いて左手前です。
ここで洗っていいの?と思うような、場所に椅子とシャワーと鏡がありました。
ひび割れのタイルや、古びた鏡があり清潔感は低め。
アメニティーは、ラベルが消えてわかりにくいリンスインシャンプーとボディソープ。私たちは持参しました。
人が少なかったので待たなかったですが、人が多い時は順番待ち必須です。
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そのあともゆっくり浸かったり、一人で入っている婦人に声かけようか、悩みつつ、目が合って笑って会釈するに留まり、一人で気持ちいいな~と思いながら堪能しました。


満足して、温泉から上がり、着替えを。
ほんとに暑い。上がったのに温度変化のない場所で着替える。
例えると、「学生の頃の水泳のあとの更衣室」です。
女性のところには扇風機があったので、ぜひ活用してくださいね。
ドライヤーはなかったので、髪は乾かさずでした。(気付かなかったのかも?)
温泉から出たあと、入り口の前に椅子があるので、休憩できます。
風に吹かれて一気に爽やか。女性側のお風呂を通りすぎていくと自販機もあります。
食事つきプランもあるので、お風呂の後にゆっくり食べてもいいですね。
※貴重品についてですが、こちらでは浴室と脱衣所に壁はないので、貴重品も服やタオルと一緒においていました。不安な場合は、保管場所を聞いてみてくださいね。
※こちらのお風呂内の撮影は盗撮などのクレームから禁止されています。浴室内は積善館フォトギャラリーよりお借りしました。
「元禄の湯」の岩風呂(混浴風呂)について

日帰り温泉では、料金に混浴風呂「岩風呂」も含まれています。
場所は本館にあり、男女ともに専用の時間があり、その他の時間は混浴です。
着衣は出来ず、日帰り入浴の時間帯はすべて混浴になるので入りませんでした。


昭和34年に利根川の青石を埋め込んで作られた岩風呂で、ごつごつした岩が野生的でした。脱衣所は男女別ですが、中で1つの浴室になっていて、見学だけしました。お風呂は小さめです。
男性の方はぜひ行ってみてくださいね。
「元禄の湯」のその他の施設が面白い!
「元禄の湯」は「千と千尋の神隠し」のモデルともいわれる四万温泉「積善館」本館にあります。入浴や食事をすると無料で館内を見学することができます。
館内は歴史を感じる建具や資料館、ジブリっぽい雰囲気の「浪漫トンネル」があります。
レトロな雰囲気や建物が好きな方は気分が上がること間違いなしです。
ぜひ歴史ある建物を見てタイムトリップした気分を味わってみてください。

「元禄の湯」 のミチトライフ的まとめ
「元禄の湯」ポイントまとめ
- 大正ロマンを感じられる浴室
- 脱衣所と浴室一体型
- 温泉は熱い
- 「蒸し風呂」が体験できる
- 飲泉所がある
- 積善館の見学もできる
- 食事つきのプランあり
「元禄の湯」の評価
- 温泉の清潔さ (3.0)
- 温泉施設の充実さ (3.0)
- 温泉の周辺観光スポットの充実さ(3.0)
- 価格(2.0)
- 貴重感(4.0)
- ミチトライフ評価総合(4.0)
如何でしたでしょうか?
「元禄の湯」の魅力は、歴史的建造物の中で四万の湯を堪能できることです。岩風呂も入れますが、一部の裸の付き合いできますよ!っていう男女以外は入れないのですし、歴史的に長く存在しているので、劣化もあります。施設の評価は低くなりましたが、こんな温泉があったことや積善館の雰囲気や中の見学含め、ジブリの雰囲気も昭和にタイムスリップしたような体験もできるので、初めての方にはぜひ訪れてもらいたいなと思います。
以上、【おすすめ温泉】四万温泉にある国の有形文化財の「元禄の湯」は入ってびっくりの温泉。暗闇のサウナ?も体験できます。の記事でした。




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