こんにちは!夫(ゆうすけ)・妻(ちあき)と、トヨタハイエース(サニイ)で全国を移動する生活、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方を実践しつつ、車中泊とキャンプを楽しむ夫婦、「ミチトライフ( @michitolife)」です。
私たちは2019年の9月末に賃貸の部屋を退去して、10月1日より完全バンライフを始めました。
次の家は(ハイエース)だったので、引越し業者は使わずに引越しました。
広さ2LDK、約60㎡の家から、約6㎡の1部屋(?)への1/10の広さへの引越です…。
ゆうは、ミニマリスト寄りですが、まるは「もったいないお化け」だったので、捨てるまでに時間がかかりました。
最終、退去日というリミットがあったおかげで、手放せずにいた荷物もなんとか処分することができました!
最終的に出たゴミの量は・・・45Lのゴミ袋30袋。恐ろしい・・・。
住んでいるときは、「うちにはそんなに物がないよ~。」と思っている方も多いのではないでしょうか?
私たちが収納しているものは、想像以上に多いです。
今回は、ハイエースに引っ越した私たちがどんな方法で家の物を手放したのかをお伝えします。
- バンライフを始めるためにどんなものを手放したのか?
- 「もったいない。」と物を捨てられないとき、どんな方法を取ればいいのか?
私たちの場合をお伝えできればと思います。
バンライフをお考えの方は、「早く手放し始めよう!!」と思えるかもしれません。
ハイエースへの引越しで、どんなものを処分したの?
まず、どんなものを処分したのか?主に、車に入れられない家電や家具、そして服や食器などです。
- クーラー
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- ソファー
- ベッド枠(パレット)
- テーブル
- 椅子
- パソコン机
- ラック
- 服
- 食器

処分にかかった費用:1台5000円(取外しと処分費用込み。)


「ただ捨てるのはもったいない」気持ちをどうする?
私は「もったいない星人」。そして、インテリアや雑貨も好き。おしゃれではないけど、服も色々着たいと思うタイプでした。
なので、どうしても車に入る分にするというのは、つらい。

もったいない、と思って色々ため込む両親のもとで、同じくもったいないと思ってしまう性格です。
なので、不要なものを誰かが使ってくれることで「捨てる」という罪悪感を拭って、
また、そのうえいくらかお金までいただける方法を取りました。
そう、皆さんご存知の「フリマアプリ」と「掲示板」です!
フリマアプリや掲示板を使ってみる。
自分が使えなくなったものでも「必要としてくれる人」がいると嬉しいですよね。
ゴミとして手放すよりも、自己満足でも「価値ある物」と思いたい。そして、大事に使っていたからまだ綺麗だし使える。
手間はかかるので、時間>お金とはわかっているのですが、バンライフにはお金も必要なので、不用品を売るもの大事だと思って取り組みました。



と意気込んで、色々売った結果、最終5万円ぐらいになりました!

不要だと思ったものも他の人にとっては必要なものということも。
今は簡単に売りに出せるので、一度写真に撮って投稿してみることをおすすめします。
大きい家具家電など送料の高くつきそうなものは、ジモティーを。
そして、服や小物はメルカリを使いました!
メルカリ紹介コード
メルカリを使ったことがない方へ♪
登録時に招待コード「URMJXN」を入れてもらうと、500円分のポイントがもらえて、その分の買い物ができますよ♪
登録はこちら。

「しゃーなしやで。」って言ってくれる方、ありがとうございます!
ジモティー
ジモティーは売りたい・買いたい人が地元の情報を収集できるアプリ。登録料・使用料は無料。送料がかかるものも直接取引でき、家まで取りに来てもらうこともできるので楽ちんです。
調べる方は、欲しい物を登録しているので、投稿したら即連絡が来るものもあります♪

IKEAのRASKOGというキッチンラックは、人気でIKEAでは3,900円(税別)です。
3年使用していましたが、良い状態だったので、1,500円の掲載ですぐに取引相手が決まりました!
取引相手の方は車がなく、持っていく手間はかかりましたが、相手の方が喜んでくれたのでよかったです♪
他にも、IKEAのソファーは5,000円になりました。(元は約30000円)
このソファーは座面が広くて、2人で気に入って購入♪
私のベッド役もしてくれて、初めの車中泊にもベッド代わりに持って行ったものです♪
また使いたい気持ちもあったのですが、一旦リセット!
今度は若いカップルが同棲を始める際に使いたいと連絡をくれ、譲ることに♪
なんと、お父さんと車で取りに来てくれました!(同棲のためのソファーを取りに来てくれるお父さん、優しい!!)
取引の成立は、その物の需要はもちろん、タイミングやお互いの配送場所や手段などの条件が合わないと難しいですが、逆に、条件が合うとスルスル進みます。
実際に会うことに抵抗がある方もいるかもしれませんが、今まで会った方は皆さんいい方でした。
私は次に使ってくれる方に直接渡せるのが、いいところだな~と思います。

ジモティーは、0円で出す人も多いので、値段が高いと「☆(いいね!の意味)」がついても連絡が来るところまでいかない、ということもしばしば。

気に入っていた今でも新品が40000円程度で販売されている机は、最終リサイクルショップで500円に…。綺麗に使っていたので、もう少し早く値段を下げていれば誰かに使ってもらえたのにな~と残念でした。
また、直前でキャンセルになって困ることもありました!
引越までの期間が短いと再募集しても見つからず、処分費用が掛かるということになりかねません。
ですので、受け取りがスムーズにいかない場合はリセットして早めに再募集をかけることをオススメします。
最終、処分費用をなくすために「0円」で引き取り手を探すのも一つです。
実際にやってみた感想
ジモティーで自分が取引した方はとてもいい方が多かったので、
「こういうの探してたんです。」「嬉しいです。」と言ってもらえた時に、
「捨てなくてよかったな~。次のお家でも役立ってね~。」と、手放しやすく、嬉しくなりました。
人見知りな方や地元を知られたくない人には不向きかもしれませんが、
近くのコンビニなど受け取り場所の設定ができるので、家を知られたりする心配はないですよ♪
一人で心配な時は、誰かと一緒に行ってもいいと思います♪
ジモティーを使って感じたメリット・デメリット。
メリット
- メルカリやラクマのように販売手数料が取られない。
- 希望の値段で出品できる。
- 家まで取りに来てもらえる。
デメリット
- 地域情報なので、多くの人に伝えられない。
- 直接会って品の受け渡しが必要。
ポイント
- 物によって売れるまでの期間がかかるので、出品は余裕を持って引越1カ月前に開始する。
- 検索にかかるよう、ブランド名や検索しやすい表記をする。
例)IKEAとか、スチールラック、ハンガーラックなど…
- 何日か見て、売れなければ値段を下げていく。
- 値下げの履歴の記載、受付日を区切る。
- それでも売れなければ、1週間前には0円にして処理費用の掛からないようにする。
ジモティーはこちらから。
メルカリ
CMでもよく見かけるので、使っている方も多いかもしれません。
簡単に売り買いできるアプリです。出品や購入に手数料はかからず、売れた時に販売手数料が10%かかります。(コンビニ/ATM/キャリア決済は手数料100円かかります。)
メルカリでは、衣類や小物中心に売っていました。
一番すぐに売れたのはハロウィン用コスプレ(笑)
1年に1度で、毎年違うものも着たい人がたくさんいるので、売れます(笑)
ユニクロ、GUなどのファストファッションブランドも売れました!
メルカリを使って感じたメリット・デメリット
メリット
- 全国の人が見てくれる。
- 自分の希望の値段で出せる。
- メルカリ便、ゆうゆうメルカリ便などを利用すれば住所が知られない。
- コンビニから送れるので、いつでもどこからでも配送できる。
デメリット
- 販売手数料が10%取られる。
- 基本的に配送料込の値段で出さないと売れない。
- 慣れるまで梱包が面倒。
- 値引き交渉される。

ポイント
メルカリは写真を丁寧にとることが大切です。基本的に白地の壁を使って写真を撮っていました。
あとは、1点で売れないものは複数まとめて売りの方が売れます。
メルカリはこちらから。
リサイクルショップへ持って行く。
フリマアプリで一定期間売れなければ、リサイクルショップへ。
家電や家具を扱っていない場所もあるので、まずは、近くにどんなリサイクルショップがあるか調べてみてください。
初回の買取は、査定額UPのクーポンをくれるお店などもあるので、
- HPを検索
- キャンペーン情報のチェック
してみてくださいね♪
ブランドものに強いお店、古着、お皿など、特化したお店に持って行くと査定が上がるかもしれません。
売るものが複数あるのであれば、訪問査定を依頼すると時間と手間を節約できますよ!
あと、時間の余裕がある場合は、何件か査定してもらって決めるのもいいと思います!
今回利用したリサイクルショップ「良品買取」では、服は一袋(45Lの袋)で50円など、
「一回持って帰ろうかな。。。」と思うぐらいの査定額でしたが、
季節ものの服や鞄などは1つ500円の値が付くこともあります。

値段の低さに関しては、「売れるものでないと査定は高くできない」と教えてくれました。リサイクルショップが買い取っても、売れなければ破棄に費用がかかってしまうからだそう。
特に、木やプラスチックなどは処分費用が掛かるので、場合によっては、引き取り費用を取られることもありえます。大きなものは持って行く前にHPや電話確認すると時短になります。

やはり、私は、ジモティーなどで引き取ってもらった方が値段も気分的にも満足できると思いました。
ブランド物は「エコリング」に持って行きました!こちらもクーポンを持って行くと10%査定額UPしてくれました!
他にも、ブランドもの以外にもリユースできるものは引き取ってくれたり、古着でも使えるものは1袋100円で引き取ってくれました。

寄付する。
まだ使えるけど、お金にはならない。でも、捨てたくない。
その場合、送料はかかりますが、寄付をするという方法もあります。
いいことシップは段ボールに入れて送るだけ。届いた商品を販売して得た現金を子供を支援する団体へ寄付してくれますよ。寄付の実績も記載されています。
大型家電を処分する。
家電をジモティーで売っても売れない場合や、リサイクルショップでも引き取ってもらえない場合、処分の必要があります。
家電は家電リサイクル法によってリサイクル費用が掛かります。
メーカーや大きさによってリサイクル料金は変わりますが、
- エアコン 約1000円
- テレビ 約2000~3000円
- 洗濯機 約2500円
- 冷蔵庫 約4000~5000円 です。
郵便局でリサイクル料金を支払います。
その後、各都道府県にある引き取り業者へ持ち込むのですが、自己で運べない場合は取りに来てもらわないといけないので、運送費用も掛かってきます。

私は、洗濯機や冷蔵庫を友人に譲りました。
友人が「何でも屋さん」に、自分の持っていた1人暮らし用の洗濯機と冷蔵庫の処分を頼むと、10000円程度の費用が掛かったそうです。自分で処分しても約6000円程かかる可能性があるので、車がない場合などは処分業者に頼むのも一つですね!
新しい家電を買う際であれば、購入の電気屋さんで引き取ってもらえることも多いです。

地域のゴミ収集日までに処分する。
あとは、最終の処分する燃えるゴミ、燃えないゴミなどの処分です。
地域のごみ収集日の朝に出すところも多いと思います。
前日に出すと放火のリスクもあるので、できるだけ当日に出したい。
そのために大切なのは、引越日までの最終ゴミ捨て日までに捨て終わるように計画する、です。

大量のごみが出た場合は、住んでいる地域の管轄のクリーンセンターへ。
ネットで調べると自分の地域のクリーンセンターが分かります。
管轄の地域に住んでいる本人の名前、住所などが申し込みに必要となります。
予約は、前日や2日前までが多いようです。(地域によって異なります。)
1日の持ち込み件数が決まっていて、希望日に予約が取れない場合もあるので、早めの予約をおすすめします。
手続きは
1.地域の予約センターに予約。(名前、住所、可燃・不燃ごみの有無、日時、取引番号聞く。)
2.私の地域の場合は、可燃ごみ、不燃ごみで分けて出せるように積み込み。
3.当日、クリーンセンターで車のまま受付。総重量計る。
4.可燃ごみのステーションへ。誘導してもらい、可燃ごみを出す。(基本は自分たちで荷下ろしを。1人で行きましたが、手伝ってくれました。)
5.可燃ゴミ排出後の重量測定と支払い。
6.不燃ごみのステーションへ行き、可燃ゴミと同様の流れ。
7.支払いして終了です。

引越当日のゴミ処理は?
退去前の最終ゴミ収集日までにゴミ捨てが終わっていないと、引越当日にゴミを出すことになります。
鍵付きのゴミ置き場などがあればあまり問題ないのかもしれませんが、
ゴミ置き場がなく、ゴミ収集日までの日数がある場合は、そのまま置いて置くのは気が引けますよね。
その場合は、個人のごみを取りに来てくれる業者があります。
私は市に確認して紹介してもらいました。
紹介してもらった業者では、1袋300円、最低料金1000円から取りに来てくれるそうです。
置いておきたいけどおく場所がないものは?
今必要のない季節ものの衣服や大きくないものだったら、箱に詰めて送るだけでオンライン上に自分のクローゼットができる、「サマリーポケット 」の活用も考えてみてはいかがでしょうか?
実際、アドレスポッパーの方も季節外の服や鞄などを預けて使っているそうです!
アドレスホッパーとは、(決まった住所に長期間定住せず、各地の宿泊施設などを転々としながら生活する生活スタイルのことです。
プランによって、異なりますが、スタンダードプランでは、30点まで写真管理してもらえます。1点1点の写真もきれいで、ネット上に自分のクローゼットができたみたいで「こんな管理の仕方もあるのか!」と興奮してしまいました。
預ける費用は月額300円から。箱で預けて、1点から取り出し可能です。
ただ、1点取り出すたびに送料が800~900円かかるので、衣替えの時に1回で中身を入れ替えて、また預けるという方法が送料を抑えられていいかもしれませんね。
保管時のオプションが色々あり、「預けてても引き出すことがないな。」と思えば、ヤフオクにも出してくれます。(ある程度の値段が付くもののみ。)
とりあえず保管しておいて、「使わなければ売る」がスムーズにできるので、手放しやすいのがメリットですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?わたしたちがハイエースに引っ越す際に手放した方法を紹介しました。
限られた空間で「快適に過ごす」には、やはりスペースの確保が大切。
物は簡単に買えるけど、捨てるのは大変です。特に大きな物は処分費用も避けられません・・・。
物は使ってなんぼ。自分が使っていて心地いい物を残したいですね。
「バンライフ」の準備は自分にとって、必要なものを見つける方法の一つかもしれません。
「もしバンライフをするとしたら、何を持って行きたいんだろう?」と、想像してみてはいかがでしょうか?
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