こんにちは!夫(ゆう)・妻(まる)が、トヨタハイエースで全国を移動する、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方をしつつ、車中泊とキャンプを楽しむ夫婦です。







ココに注意
当ブログでは玄人(くろうと)しかわからない情報などは極力記載せず、
- 初めて買う方
- ある程度知識のある方
がポータブルバッテリーを購入される際の参考になる情報を主に載せております。
また「ポータブルバッテリー の用語辞典」と一緒に読むと解りやすくなっております。
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タップできるもくじ
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリー比較ラインナップ
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーのセット内容を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの保証内容を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの電池を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの出力性能を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの充電性能を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーのディスプレイを比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの安全性を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの大きさ・重さを比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの価格を比較
- 【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーのまとめ
【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリー比較ラインナップ
今回、徹底比較に選んだポータブルバッテリーをご紹介します。
世界的に有名なメーカー「Jackery(ジャクリ)」から、この容量で一番人気の【Jackery240】。

ポータブルバッテリーのメーカーで、日本で有名な「suaoki(スアオキ)」の【S601】。

ガジェットで有名な「Anker(アンカー)」から【PowerHouse200】。

最近、リニューアルして大進化を遂げた「Beaudens」の【S2401】。

緑の見た目がなんとも目立つ「enkeeo」から【S220】。

最近、勢力を伸ばしてきている「FlashFish」の【FlashFish220】

以上、「6モデル」を徹底比較していきます。
どれも素晴らしいので、性能で選ぶのか?コスパで選ぶのか?メーカーで選ぶのか?はたまた、見た目で選ぶのか?を考えながら見ていただけると「欲しいポータブルバッテリー」が見つかる記事になっております。


【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーのセット内容を比較

セット内容は、ポータブルバッテリーを選ぶときにとても重要です。
例えば、ソーラーパネル充電したいのに、配線が含まれていなければ「別途購入」の必要があります。
しかし、どの配線が適しているのか分からないので、どれを買えばいいのか分からないことが多いんです。
セット内容一覧 | AC充電 ケーブル | シガー充電 ケーブル | ソーラー充電 ケーブル | 説明書 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
Jackery240 | ○ | ○ | × | ○ | 収納バック |
S601 | ○ | ○ | × | ○ | |
PowerHouse200 | ○ | × | × | ○ | |
S2401 | ○ | ○ | ○ | ○ | 感謝カード |
S220 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
FlashFish220 | ○ | ○ | × | ○ |
並べてみると、セット内容が充実しているポータブルバッテリーって実は少ないんです。
つまり、安いからといって買った後、ないということに気付いたりします。
ココに注意


【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの保証内容を比較

ポータブルバッテリーを選ぶ上で「保証期間」はとても大事です。
通常は「24ヶ月」が多いですが、中には「初期不良のみ」「12ヶ月」「36ヶ月」などなどあります。
公式・Amazon・楽天・yahooショッピングのどこで購入するかによって保証期間が変わることもありますのでまとめました!
保証内容 | 公式 | amazon | 楽天 | yahoo |
---|---|---|---|---|
Jackery240 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
S601 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
PowerHouse200 | 18ヶ月 | 18ヶ月 | 18ヶ月 | 18ヶ月 |
S2401 | 販売なし | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 初期不良のみ |
S220 | 販売なし | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 |
FlashFish220 | 販売なし | 12ヶ月 | 初期不良のみ | 初期不良のみ |
どうしてもこのポータブルバッテリーじゃないとダメ!という方以外は「12ヶ月」以上の保証があるところで購入しましょう!
「初期不良のみ」と書かれているところは、「保証内容」が、しっかりと明記されていないところです。
購入は他のECショップにしましょう!
保証内容は「正常な使用をしていたにも関わらず、故障が発生した場合に無償交換を約束するものです。」とあります。


【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの電池を比較

ポータブルバッテリーを選ぶ際に、最も大事なところが、バッテリーの「容量」や「仕様」です。


バッテリー容量
まずは、電気をどれぐらい貯めておけるのかの数値「Wh(ワットアワー)」を比較していきます。
(Whとは1Wの電力を1時間消費した場合を1Whと言います。)
電池 | 定格エネルギー (Wh) | 定格容量 (Ah / 3.6V) | 使用可能日数 (目安) |
---|---|---|---|
Jackery240 | 240Wh | 66.6Ah / 3.6V | 1日~2日 |
S601 | 222Wh | 61.6Ah / 3.6V | 1日~2日 |
PowerHouse200 | 213Wh | 59.1Ah / 3.6V | 1日~2日 |
S2401 | 240Wh | 66.6Ah / 3.6V | 1日~2日 |
S220 | 222WH | 61.6Ah / 3.6V | 1日~2日 |
FlashFish220 | 222WH | 61.6Ah / 3.6V | 1日~2日 |
さて、ポータブルバッテリーの用途としては主に、スマホの充電、ランタンの充電、PCの充電、さらには電化製品の充電が主な用途になります。

電気容量は、5商品とも大きく変わりませんので、「222Wh/61.6Ah/3.6V」でどれぐらい電化製品が使用できるのか計算しました。
ココがポイント
- iPhone (3Ah):11.4回
- iPad(9Ah):3.8回
- MacBook Pro (18Ah):1.9回
- 低電力扇風機(16Wh):9.4時間
- ランタン(30Wh):5時間
- 電気毛布(50Wh):3時間
・放電深度(DOD)の影響を加え計算しています
・計算方法に関しては「ポータブルバッテリー の用語辞典」を参照
放電深度(DOD)とは?
ポータブルバッテリーは、電池の寿命を守るために電池容量のすべてを使用しないようにして、電力を残りを電池を保護するために確保されています。
それを「放電深度」と言います。




バッテリーの仕様

各社とも近年は様々な電池を開発しています。
そこで大事なところが、「なんかい充電できて、なんかい放電できるのか?」になります。
それを「充放電回数」と呼ぶのですが、ポータブルバッテリーを選ぶ上でかなり大事な要素です。
その他の情報も踏まえ、バッテリー仕様を比較表にしました。
電池仕様 | バッテリータイプ | 充放電回数 | パススルー | 使用温度範囲 |
---|---|---|---|---|
Jackery240 | リチウムイオン | 300~500回 | 可能だが非推奨 | -10℃~40℃ |
S601 | リチウムイオン | 300~500回 | 可能だが非推奨 | 0℃~40℃ |
PowerHouse200 | リチウムイオン | 300~500回 | 可能だが非推奨 | 0℃~40℃ |
S2401 | LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン | 2000回 | 可能だが非推奨 | -20℃~50℃ |
S220 | リチウムイオン | 300~500回 | 可能だが非推奨 | 0℃~40℃ |
FlashFish220 | リチウムイオン | 300~500回 | 可能だが非推奨 | 0℃~40℃ |
パススルーとは?
パススルーとは充電しながら電力を使用することです。
パススルーに関しては、実際ほとんどのポータブルバッテリーで可能ですが、バッテリーに負担がかかるためメーカーは推奨しておりません。
すべてパススルー対応ですが、寿命が短くなることを承知の上で使用してください。
ここで【S2401】のみ、次世代の「LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン」という最新電池を採用しており、
「充放電回数」は驚異の「2000回」を誇っています!
明らかに「差」があるところです。
ただ冷静に考えてください。
「2000回」とは1年間に「200回」使用しても「10年間」使うことができます。
しかし、保証は「24ヶ月」です。
どんどんポータブルバッテリーも進化します。
来年にはもっと素晴らしいポータブルバッテリーが販売されます。


とは言え、「2000回」は驚異なので、長く使っていきたい!そんな方には【S2401】で決まりだと思います。
【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの出力性能を比較
次はポータブルバッテリーに、コンセントやUSBに差し込んだ時、どんな電気が?どれぐらい流れてくるのか?を解説していきます!
AC出力性能

AC出力とは簡単に言うと、「コンセント」を差し込んだ時に流れてくいる電力のことをいいます。
まずは表にまとめていき、詳しく解説していきます。
セット内容一覧 | 定格出力 | 最大出力 | 電圧 | 周波数 | 波形 | コンセント口数 |
---|---|---|---|---|---|---|
Jackery240 | 200W | 400W | 100V | 60Hz | 正弦波 | 1 |
S601 | 200W | 250W | 110V | 60Hz | 正弦波 | 2 |
PowerHouse200 | 100W | 100W | 110V | 60Hz | 正弦波 | 1 |
S2401 | 150W | 300W | 100V | 50/60Hz | 修正弦波 | 2 |
S220 | 200W | 300W | 110V | 60Hz | 修正弦波 | 2 |
FlashFish220 | 300W | 350W | 110V | 60Hz | 正弦波 | 2 |
周波数とは?
日本では、周波数が違う「50Hz」の電気と「60Hz」の電気があり、周波数が違う電気を使うことで、使えなくなってしまったり、故障してしまったりする電気製品があります。
(周波数については詳しく「ポータブルバッテリー の用語辞典」で解説しております)
「周波数が60Hzのみ」の対応だと地域によっては使うことで壊れてしまうかもしれない電化製品があることに注意してください。


波形とは?

ポータブル電源から出力できる交流には、大きく分けて正弦波と修正正弦波(矩形波)の2種類があります。
- 「正弦波」とは「家庭でコンセントを使ったときと同じ電力が流れる電気のこと」です。
- 「修正弦波」とは、家庭用の電気を擬似的に、いわゆる「「マネて」つくった電気のこと」です。
正弦波のポータブルバッテリーにコンセントで電化製品を使っても、家庭のコンセントと同じ電気が流れてくるので「動作がしない」「電化製品が故障する」ことはありません。
しかし、修正弦波であると「動作をしない」「故障してしまう」電化製品などがあります。
使えない電化製品などの情報は「ポータブルバッテリー の用語辞典」に掲載しております。
ココに注意


定格出力とは?
次に「定格出力○W」に注目です。
ココに注意
「定格出力○W」とは、「○W」までの電化製品の使用が可能という数値になります。
「200Wh~299Wh」のポータブルバッテリーは、使用する電化製品は、「電気毛布」「ポータブル冷蔵庫」など、商品電力が少ないものばかりですので、「定格出力」の数値は、あまり気にしなくて大丈夫です。
電子レンジやドライヤーなどの、電化製品を動かしたい!という方は「定格1000W以上」のポータブルバッテリーを購入しましょう!
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USB出力性能

近年はスマホやダブレット、ノートPCなどの充電が重要視され、「USB出力性能」はポータブルバッテリーを選ぶ上で、かなり重要になってきました。
USB | USB-A | USB-A高速 | USB-C |
---|---|---|---|
Jackery240 | 2口 | なし | なし |
S601 | 2口 | なし | なし |
PowerHouse200 | 2口 | なし | 1口(30W) |
S2401 | 1口 | 1口(QC3.0) | 1口(PD60) |
S220 | 3口 | 1口(QC3.0) | 2口(18W) |
FlashFish220 | 1口 | 2口(QC3.0) | なし |
・QCとは「Qualcomm(クアルコム)」の略で、高速充電が可能でっせということです
・PDとは「Power Derivery」の略で高速で充電が可能な新しい規格です。数値が大きいほど充電速度が早くなります。
・詳細は「ポータブルバッテリー の用語辞典」まで
「USB出力」は、新しいポータブルバッテリーほど性能が上です。


USB出力
USB TypeCを使って「iPhone」などのスマホを高速充電したい方は、【Anker PowerLine II】がおすすめです!
DC/ シガーソケット出力

DC | DC出力 | シガーソケット出力 |
---|---|---|
Jackery240 | なし | 1口 |
S601 | 2口 | なし |
PowerHouse200 | なし | 1口 |
S2401 | 2口 | なし |
S220 | 3口 | なし |
FlashFish220 | 2口 | なし |


ココに注意
シガーソケット出力があると、車中泊やアウトドア、防災時にご飯が炊けるので助かります。
しかし、「200Wh~299Wh」のポータブルバッテリーでは「出力」が足りません。
もし希望であれば、「400Wh~」のポータブルバッテリーをおすすめします。
「シガーソケット出力」でも、ご飯が炊ける炊飯器はこちらの記事から。
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【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの充電性能を比較
次は、ポータブルバッテリーが、「AC充電」「シガーソケット充電」「ソーラーパネル充電」に対応しているのか?
また、充電時間はどれぐらいなのか?を徹底比較していきます。
コンセント充電

まずは主に充電することになる、コンセント(ACアダプター)による充電時間の比較です。
AC充電 | 充電時間 |
---|---|
Jackery240 | 5.5~6.5時間 |
S601 | 5~6時間 |
PowerHouse200 | 5~6時間 |
S2401 | 5.5~6時間 |
S220 | 5~6時間 |
FlashFish220 | 5~6時間 |


シガーソケット充電

車で充電する、シガーソケット充電は、キャンプや車中泊、災害時には必須です!
また、【PowerHouse200】以外のポータブルバッテリーは、シガーソケットで充電するケーブルは、セットで付属しております。


シガー充電 | 充電時間 | 12 / 24V車 |
---|---|---|
Jackery240 | 7.5時間 | 12V車のみ |
S601 | 7時間 | 12V車のみ |
PowerHouse200 | 7時間 | 12V車のみ |
S2401 | 7時間 | 12V/24V車 |
S220 | 6.5時間 | 12V車のみ |
FlashFish220 | 6.5時間 | 12V車のみ |
ポイント
【S2401】のみ、「12V」「24V」両方の車に対応しています!


ソーラーパネル充電

ソーラーパネルでの充電はポータブルバッテリーにとって、なくてはならいない充電方法です。
車中泊やキャンプ、そして「災害時」、電気を充電できない場合に太陽の力で充電できるのは、とても役に立ちます。
ソーラー充電 | 配線付属 | 方式 | 対応パネル |
---|---|---|---|
Jackery240 | なし | MTTP | 【Jackery SolarSaga 60】 |
S601 | なし | MTTP | 【suaoki ソーラーチャージャー 60W】 |
PowerHouse200 | なし | MTTP | 【Anker PowerPort Solar 60】 |
S2401 | あり | MTTP | 【Beaudens ソーラーパネル】 |
S220 | あり | MTTP | 【enkeeo ソーラーチャージャー 50W】 |
FlashFish220 | なし | MTTP | 専用のパネルなし |
MTTP方式とは、ソーラーパネルで生み出された電力がほとんど衰えることなく充電される方式のことをいいます!曇りの日でもある程度充電できるのが特徴です。
表の中に、それぞれのポータブルバッテリーの「専用ソーラーパネル」を記載しました。
ココに注意
接続配線など、セット内容に含まれていないものも、専用のパネルを買うことで、配線が付いてきますのでご安心ください!
【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーのディスプレイを比較

「200Wh~299Wh」のポータブルバッテリーのディスプレイは、簡素な作りになっています。
本体自体「安い」ので、コストはかけられておらず、最低限表示がわかる程度になっています。
ディスプレイ | 入力電流値 | 出力電流値 | 電力残量(%) | 電力残量(メモリ) |
---|---|---|---|---|
Jackery240 | ○ | ○ | ○ | ○ |
S601 | × | × | × | ○ |
PowerHouse200 | × | × | ○ | × |
S2401 | × | × | × | ○ |
S220 | × | × | ○ | ○ |
FlashFish220 | × | × | × | ○ |
【Jackery240】のみ、「入力している電力が何Wなのか?」「出力している電力が何Wなのか?」が表記されます。
特になくてはならない表記ではないですが、「ソーラー充電」しているときに、こんなに太陽光って充電してくれるんだ〜と楽しめる要素がなくなります。





【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの安全性を比較

比較しているポータブルバッテリーは、世界の様々な国で販売されており、その国の法律に基づいて「安全基準」をクリアしています。
つまり、比較はできず、「すべてのポータブルバッテリーは安全」と言えます。
安全基準
せっかくですので、言葉は覚えなくていいのですが、「安全基準の認定」っていうのは、こんなのがあるんだという紹介だけしておきます。
安全認定
- PESマーク:日本の法律での安全認証
- CEマーク:EUの法律での安全認証
- RoHS:EUの安全保証
- UN38.3:リチウムイオンの国際輸送基準認定
- ULマーク:アメリカの基準での安全認証
- FCC:アメリカの電波通信安全基準
- PMS:優秀な電力管理システム
紹介したポータブルバッテリーは、上記を取得している、していないはありますが、「日本」で販売する以上、最低限の取得はされていますので、ご安心ください。
「BMS(バッテリーマネージメントシステム)」もご紹介します。
BMSとはバッテリーの内部の電圧調整や保護を自動で行う機能で、あると安全なポータブルバッテリーと言えます!
BMS
- 過電圧保護:過剰な電圧がかかると自動でシャットダウンする
- 過電流保護:過剰な電流が流れると自動でシャットダウンする
- 過充電保護:充電がフルになると自動でシャットダウンする
- 過放電保護:電圧が一定基準より下がると放電を防ぎます
- 低電圧保護:電圧が一定基準より下がると機能を自動で停止
- 短絡保護:許容電流以上流れた場合シャットダウンします
- 温度保護:システムが高温になると動作停止し温度が下がるのを待ちます
こちらも、すべてが対応しているわけではないですが、標準装備はされております。
ファンの音の大きさ
紹介したポータブルバッテリーは、内部の温度の上昇を防ぐために「ファン」が内蔵しています。
ただ、出力自体小さいポータブルバッテリーですので、夜間に使用しても寝れないような「ファンの音」になることはありません。
【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの大きさ・重さを比較
ポータブルバッテリーを買う上で、「大きさと重さ」はとても大事です。
なんて言ったって「ポータブル」、つまり持ち運びができるとうたっているのに、大きくて重ければ用途を満たしていません。
大きさ・重さ
当ブログオリジナルの大きさと重さの比較表で、ポータブルバッテリーの「3辺の和 / Wh」と「kg / Wh」を計算し他社と比べると見えてきます!
数字が小さいほど「小さく・軽く」なります!
大きさ・重さ | 容量 | 横 | 縦 | 高さ | kg | 3辺の和/Wh | kg/Wh |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Jackery240 | 240Wh | 230mm | 135mm | 160mm | 3.2kg | 2.18 | 0.013 |
S601 | 222Wh | 250mm | 86mm | 160mm | 2.5kg | 2.23 | 0.011 |
PowerHouse200 | 213Wh | 190mm | 138mm | 118mm | 2.7kg | 1.53 | 0.012 |
S2401 | 240Wh | 268mm | 235mm | 235mm | 4.0kg | 3.07 | 0.016 |
S220 | 222Wh | 240mm | 109mm | 212mm | 2.3kg | 2.52 | 0.010 |
FlashFish220 | 222Wh | 248mm | 86mm | 151mm | 2.6kg | 2.18 | 0.011 |
容量から計算した大きさ
容量から計算した重さ
重い:【S2401】
標準:【Jackery240】【S601】【PowerHouse200】【S220】【FlashFish220】
比べてはみましたが、大きくは変わりません。
持てないような大きさや重さにはなりませんので、購入の際には気にしなくて大丈夫です!
持ち手

持ち手もすべてのポータブルバッテリーで、標準装備です。
「2kg~4kg」ぐらいの重さですので、ここも購入の際には気にしなくて大丈夫です!
【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーの価格を比較
ポータブルバッテリーを購入する際に、もっとも重要なポイントが価格ですよね!
早速、価格を1Whのコストで比較していきましょう!(税込み価格)
価格 | 価格(amazon) | Wh | 価格/ Wh |
---|---|---|---|
Jackery240 | 25,800円 | 240Wh | 107.5円 |
S601 | 21,800円 | 222Wh | 98.1円 |
PowerHouse200 | 29,800円 | 213Wh | 139.9円 |
S2401 | 19,800円 | 240Wh | 82.5円 |
S220 | 19,970円 | 222Wh | 89.9円 |
FlashFish220 | 18,580円 | 222Wh | 83.6円 |
結果をまとめると
コスパ徹底比較
価格に関しては、どの容量帯でも「差」が出てきます。
有名な「Jackery」「suaoki」「Anker」製品は、価格は高くなります。
一方、新勢力である「Beaudens」「enkeeo」「FlashFish」は価格を下げざるを得ません。
これはどんな業界でもそうですので、「安さ」で選ぶのか?「メーカー」で選ぶのか?は、やはり究極の選択だと思います!
【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリーのまとめ
如何でしたでしょうか?
様々に比較してきましたが、最後にそれぞれのポータブルバッテリーがどのような方にぴったりなのかをまとめていきます。
【Jackery240】のポイントまとめ

Jackery240
- ソーラー接続ケーブルがセットに含まれない
- 保証は24ヶ月で手厚い
- 定格240Wh/66.6Ah/3.6V
- 正弦波
- USB TypeA高速なし
- USB TypeCなし
- ディスプレイ優秀
- 世界的に有名
- 大きさ・重さは標準
- 価格は標準
やはり、「Jackery」という世界的メーカーや、保証が充実している点で、選ぶ方が多いポータブルバッテリーです。
あとは、このオレンジとブラックの見た目が、「アウトドア感」を演出してくれるというところも人気です!
【S601】をポイントまとめ

S601
- ソーラー接続ケーブルがセットに含まれない
- 保証は12ヶ月と短い
- 定格222Wh/61.6Ah/3.6V
- 正弦波
- USB TypeA高速なし
- USB TypeCなし
- suaokiは日本で有名
- 大きさ・重さは標準
- 価格は標準
日本でもっとも多くの種類のポータブルバッテリーと販売している「suaoki」で選ぶ方が多いです。
「正弦波」であることも高評価ですよ!!
【PowerHouse200】のポイントまとめ

PowerHouse200
- ソーラー接続ケーブルなし
- シガーソケットケーブルなし
- 保証は18ヶ月
- 定格213Wh/59.1Ah/3.6V
- 正弦波
- USB TypeA高速なし
- USB TypeCあり
- シガーソケット出力あり
- 日本で人気のAnker
- 軽い
- 価格は割高
やはり「Anker」のポータブルバッテリーなので人気です。
ただ、「セット内容の不十分さ」や「価格の高さ」が気になるとことです。
とは言え、「USB TypeC出力」「シガーソケット出力」があるなど魅力的満載です。!


【S2401】

S2401
- セット内容が充実
- 保証は24ヶ月で手厚い
- 定格240Wh/66.6Ah/3.6V
- 修正弦波
- LifePO4 リン酸鉄リチウムイオンが最強
- USB TypeA高速あり
- USB TypeCあり
- 12V/24V車両方対応
- 大きさ・重さは上
- 価格が安い
なんといっても、充放電回数2000回をほこる「LifePO4 リン酸鉄リチウムイオン」搭載です。
それでいてなお、保証があつく、コスパが最高クラスなので、企業努力がすごいポータブルバッテリーです。


【S220】

S220
- セット内容充実
- 保証は12ヶ月
- 定格222Wh/61.6Ah/3.6V
- 修正弦波
- USB TypeA高速あり
- USB TypeCが2口もある
- 大きさ・重さは標準
- 価格が安い
なんといっても「USB出力」が優秀です。
「USB TypeC」が2口もあるのは本当にすごいです!
コスパもよく、見た目は「緑」なのも、斬新で目立血、好きな人にはたまらないと思います!


【FlashFish220】

FlashFish220
- ソーラー接続ケーブルがセットに含まれない
- 保証は12ヶ月
- 定格222Wh/61.6Ah/3.6V
- 正弦波
- USB TypeA高速は2口
- USB TypeCなし
- 大きさ・重さは標準
- 価格が安い
この中で「正弦波」でもっともコスパがいいポータブルバッテリーです。
USB typeA高速が「2口」もあるのもいい感じです。
如何でしたでしょうか?



この6つのポータブルバッテリーですが、どれも素晴らしいものでした。
性能で選ぶのか?コスパで選ぶのか?メーカーで選ぶのか?はたまた、見た目で選ぶのか?
様々、見比べながら「欲しいポータブルバッテリー」が見つかれば嬉しいです。
以上、【200Wh~299Wh】のポータブルバッテリー「6モデル」を徹底比較!2020年のおすすめは?高性能なのは?コスパがいいのは?車中泊・キャンプ・災害用にいいのかも検証します。の記事でした。
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