こんにちは!夫(ゆう)・妻(まる)と、トヨタハイエース(サニイ)で全国を移動する生活、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方を実践しつつ、車中泊とキャンプを楽しむ夫婦、「ミチトライフ( @michitolife)」です。
今回は【ECOFLOW RIVER500】(以下R500)という、おしゃれな見た目のおすすめポータブルバッテリーの解説になります。
本記事では下記の項目が解るように丁寧に解説していきます。
- 【ECOFLOW R500】ってどんなの?
- 【ECOFLOW R500】は車中泊・キャンプにどう?
- 【ECOFLOW R500】は防災に役にたつの?
- 【ECOFLOW R500】の価格は適正なの?









ココに注意
当ブログでは玄人(くろうと)しかわからない情報などは極力記載せず、
- 初めて買う方
- ある程度知識のある方
がポータブルバッテリーを購入される際の参考になる情報を主に載せております。
「ポータブルバッテリー の用語辞典」と合わせて読むと、とても解りやすくなっております。
ECOFLOWのポータブルバッテリーの記事
- 【ECOFLOW R500】定格500W
(403Wh/112Ah/3.6V) - 【EFDELTA】定格1600W
(1260Wh/350Ah/3.6V)
電気容量「400~499Wh」のポータブルバッテリーの記事
- 【Anker PowerHouse】定格120W
(434Wh/120Ah/3.6V) - 【Jackery400】定格200W
(400Wh/110Ah/3.6V) - 【suaoki PS5B】定格300W
(400Wh/110Ah/3.6V) - 【ENERBOX-SP】定格400W
(444Wh/123Ah/3.6V) - 【ECOFLOW R500】定格500W
(403Wh/112Ah/3.6V)
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【ECOFLOW R500】のセット内容
まずは【ECOFLOW R500】のセット内容から見ていきましょう!

- 【ECOFLOW R500】本体
- AC充電アダプター
- USB Cケーブル1本
- 充電用シガーソケット変換ケーブル
- ユーザーズガイド
がセット内容になります。
ココがポイント
- ソーラーパネル接続の配線が付属されていません
- USB TypeCケーブルが付属されています
- 保証期間は24ヶ月です。


【ECOFLOW R500】の電気容量
次に【ECOFLOW R500】がどれぐらの電力を溜めておけるかの数値を解説していきます。

定格エネルギー:403Wh
定格容量:112Ah
電圧:3.6V
【ECOFLOW R500】の用途としては主に、スマホの充電、ランタンの充電、PCの充電、さらには電化製品の充電が主な用途になると思います。

そこで「403Wh/112Ah/3.6V」が様々な電化製品をどれぐらい使用できるのか記載しました!
ココがポイント
- iPhone (3Ah/5V)
:80Ah / 3Ah = 35回 - iPad(9Ah/5V)
:80Ah / 9Ah = 8.8回 - MacBook Pro (18Ah/5V)
:80Ah / 18Ah = 4.4回 - 低電力扇風機(16Wh)
:403Wh / 19Wh = 21.2時間 - ランタン(30Wh)
:403Wh / 35Wh = 11.5時間 - 電気毛布(50Wh)
:403Wh / 58W = 6.9時間 - ポータブル冷蔵庫(120Wh)
:403Wh / 138Wh = 2.9時間
※当ブログの独自の計算方法ですのでメーカーと差異があります(ロス15%)
※計算方法に関しては「ポータブルバッテリー の用語辞典」を参照するとすべて解ります


【ECOFLOW R500】の出力規格&出力方法
次は【ECOFLOW R500】にはどのような電力を発生させるのかをみていきます。

AC出力規格
コンセントに接続させた時に流れる電力をみていきましょう!
AC出力規格
- 電圧:100V
- 周波数:50/60Hz
- 波形:正弦波
- 定格出力:500W
- 最大出力:1000W
- 2口
まず【ECOFLOW R500】の素晴らしいところが、周波数の「50/60Hz」両方の対応です。
全国どこでも、電化製品を使うことができるので助かりますね!
(「周波数」については「ポータブルバッテリー の用語辞典」で詳しく解説しております。)
さらには「定格出力500W」に注目です。

ココに注意
「定格出力500W」とは、「500W」までの電化製品の使用が可能という数値になります。
車載用のエアコンや扇風機、炊飯器などは500W以下の消費電力なので使用できますが、「ドライヤー」「電子レンジ」「IHクッキングヒーター」など消費電力が「500W」を超えるものは使用できません。
ただ、500Wだと中には使用できる「ケトル」などはありますよ!


USB出力規格
近年、重要視されている「USB出力」はどうでしょうか?
- USB Type A(各12W):2口
- USB Type A(各24W):2口
- USB Type C(PD60W):2口
※「PW」とは「Power Delivery」と呼ばれ最先端の放充電規格です
米「QC」と「PD」は「ポータブルバッテリー の用語辞典」で詳しく解説しています
ココがおすすめ
USBに関しては、「Type A」も「Type C」も高速対応しているので、
- iPhoneを含む他のスマートフォン
- iPadを含む他のタブレット
- MacBookを含む他のノートPC
のすべてで充電速度が速いのは嬉しいですね!!


DC出力規格 / シガーソケット
ポータブル冷蔵庫や炊飯器やデジタル機器を充電するときに流れてくる電力はどうでしょうか?
- シガーライトソケット(12V車/96W):1口
シガーソケット出力も対応しているので、「車内炊飯器」や「ポータブル冷蔵庫」などが使用可能となります。
「車内」で使えるおすすめのポータブル炊飯器「5選」も別の記事で紹介しておりますので合わせてどうぞ!


【ECOFLOW R500】の入力規格・入力値
次は【ECOFLOW R500】どのように充電ができ、充電にどれぐらいの時間がかかるのかを解説します。

AC充電
コンセントによる充電は付属のACアダプターを使います。
「約7時間」で充電がフルになります!
※ACアダプターは高温になりますので取り扱いにはお気をつけください。しかし触って火傷するほどではありません。


シガーソケット充電
車で充電できる、車中泊やキャンプの際にはなくてはならない充電方法、シガーソケット充電にもしっかり対応しています。
また配線もセットで同封されていますので別途購入の必要はございません。
「約7時間」で充電がフルになります!
ソーラーパネル充電
最後はソーラーパネルでの充電の内容です。

- 【ECOFLOW ソーラーチャージャー 85W】推奨
- MPPT(最大電力点追従機能)方式採用
MTTP方式とは、ソーラーパネルで生み出された電力がほとんど衰えることなく充電される方式のことをいいます!
【ECOFLOW R500】専用の【ECOFLOW ソーラーチャージャー 85W】は、折りたたみ式にも関わらず、発電効率が高い高性能なものです。


【ECOFLOW R500】のディスプレイ
【ECOFLOW R500】の液晶ディスプレイはどうでしょうか?

「ECOFLOW」の【EFDELTA】もそうなのですが、他社を圧倒するディスプレイになります。
他社は、ディスプレイに関して「コストカット」をしているところがほとんどで、最低限「分かればいい」という立場をとっています。
しかし、「ECOFLOW」は「残り充電が何時間かかるのか」まで表示してくれる圧倒的、消費者目線なのです!

この画像は実際の【EFDELTA】のものですが、「残りの充電時間が1時間」という表示がありますね。
出かける際の充電に、あとどれぐらいで充電完了するかが判るのはとても助かりますよ!


【ECOFLOW R500】の大きさ・重さ
次は大きさや重さを紹介していきます。
持ち運びできるのか?できないのか?ポータブルバッテリーを買う際に大きく決め手となる要素です。
【ECOFLOW R500】の大きさと重さの詳細
品番 | 大きさ | 重さ | 持ち運び可否 |
【ECOFLOW R500】 | 340mm(L) 268mm(W) 211mm(H) | 6.15kg | 可能 |
では下記の【ECOFLOW R500】の性能面を考慮していきます。
- 50/60Hzの切り替え
- 最大出力500W
- AC出力「2口」
- 圧倒的なまでのUSB出力
- ディスプレイの素晴らしさ
ココがポイント
【ECOFLOW R500】の価格
やはりポータブルバッテリーを買う上で一番大事な要素は価格です。
【ECOFLOW R500】の販売価格 52800円です。
価格が高いのか安いのかは「1Whのコスト」をみると分かってきます!
例えば【ECOFLOW R500】であれば52800円でバッテリー容量が403Whなので、
52800 ÷ 403 = 131円
つまり1Whのコストが「131円」になります。
ここで、当ブログの研究結果より作成した基準に当てはめると「割高価格」ということがわかります。
当ブログオリジナル価格基準
1Whの価格
- ~70円:激安価格
- 71円~90円:割安価格
- 91円~120円:標準価格
- 121円~150:割高価格
- 150円~:激高価格
では、性能面の要素を考慮し、価格の最終判断していきます。
ココがポイント
- ソーラーパネルとの接続配線が付属なし
- 定格500Wは最強クラス
- 周波数が50/60Hz対応
- 正弦波
- 変換効率が他社より5%上
- USB出力が最強クラス
- USB Type C入力可能
- ディスプレイが最高
- 見た目がおしゃれ
- パススルーは対応だが非推奨
ココに注意
【ECOFLOW R500】はパススルーは対応です。
パススルーとは充電しながら、電力を使用することです。
パススルーに関しては、実際ほとんどのポータブルバッテリーで可能ですが、バッテリーに負担がかかるためメーカーは推奨しておりません。
パススルー可能とメーカーが公表していても劣化が進むことに注意してください!
上記の要素を踏まえて、当ブログでの価格の最終判断は「割安価格」とさせていただきます!


【ECOFLOW R500】のまとめ
商品名 | 【ECOFLOW R500】 |
写真 | ![]() ![]() |
セット内容 |
|
定格エネルギー | 403Wh |
定格容量 | 112Ah |
電圧 | 3.6V |
AC出力規格 |
|
USB出力規格 |
|
DC出力・シガーソケット |
|
ACコンセント充電 | 約7時間でフル |
シガーソケット充電 | 約7時間でフル |
ソーラーパネル充電 |
|
大きさ | 340mm(L) 268mm(W) 211mm(H) |
重さ | 6.16kg |
価格 | 52800円 |
充放電サイクル | 500回から充電量が低下する |
対応温度 | -20℃~60℃ |
電池種別 | リチウムイオン電池 |
如何でしたでしょうか?
【ECOFLOW R500】は、とても高性能だということが解りましたね!
地味ですが、対応温度も「-20℃~60℃」と他社よりも幅が広くなっています。
ココがおすすめ
つまり
- 初めてポータブルバッテリーを買われる方
- とにかく高性能なのがいい方
- 見た目がおしゃれなのがいい方
- 車中泊やキャンプにも使いたい方
- 防災用に1つ持っておきたい方
におすすめできるポータブルバッテリーです!
以上、【ECOFLOW R500】を徹底解説!定格500W「403Wh/112Ah/3.6V」の高性能ポータブルバッテリー!車中泊・キャンプ・防災用に。の記事でした。
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