トヨタハイエースで全国を旅する、通称「VANLIFE(バンライフ)」をしながら、車中泊とキャンプを楽しむゆうです。
皆さんは「セドナ」というキャンピングカーを聞いた事がありますか?
キャンピングカーの中では異質な存在で、スタイリッシュでおしゃれな内装から、若い層から人気なんです。
そんな「セドナ」を本記事では、実際に乗った体験と、写真を踏まえて徹底レビューしていきます。
「セドナ」の製造会社である、「WORKVOX」様にも、写真提供していただいたので、合わせて紹介していきますね。
そもそも、「SEDONA(セドナ)」って何?
キャンピングカーなの?
タイプ4ってことは他にもシリーズがあるの?
と、これからキャンプや車中泊、バンライフを本格的に楽しんでいくための、クルマを探している方にぴったりの内容になっております!
「SEDONA(セドナ)」とは?
「SEDONA(セドナ)」とは、京都にある「WORKVOX」という会社が製造している、ハイエースをベースにしたキャンピングカーです。
アメリカのアリゾナ州に位置するセドナ地方を「バンライフ」するというコンセプトから生まれたクルマです。
セドナ×バンライフ
「バンライフ」とは、「家を持たず」「都会暮らしではなく」「田舎暮らしでもない」本当に必要なモノだけを持って、クルマに積み、行先は決めず旅するライフスタイルです。

ここでは詳しく「バンライフ」について解説はしませんが、興味がある方はバンライフの疑問をほぼ記載した記事がありますので合わせてご覧ください!
バンライフとは?
-
【VANLIFE(バンライフ)】のすべての疑問にお答えします!いつの日か「誰もが憧れるバンライフ」から「誰もが楽しめるバンライフ」へ!
続きを見る
さて「WORKVOX」が提唱する「セドナシリーズ」と「バンライフ」の関係性は下記になっています!
セドナ×バンライフ
不便を楽し、無駄を遊ぶクルマです。
大切なモノと向き合える、小さくても豊かな空間。
人と自然を繋ぎ、品質的な豊かさが生まれる空間。
手がけるほどに、変化と愛着が増していく空間。
新しいモノや、多くのモノに追われるのではなく、不便を楽しむことで、ほんの些細なことをありがたく感じることができる。
好き嫌いがあってもいい。
セドナ・バンライフシリーズはそんな感じの道具です。
モノがあふれる時代だからこそ、「コト」の大事さって重要で、「バンライフ」の良さは、「小さなコト」であっても幸せを感じる事ができるライフスタイルなんです。

セドナのタイプの紹介
そんなバンライフを楽しむための「セドナ」には、本記事で紹介していく「セドナ タイプ4」の他に、「セドナ タイプ3」と「セドナ レイクサイド」の合計3タイプがあります。
セドナ タイプ3
「セドナシリーズ」で1番初めに発売された、ノーマルのハイエースがベースとなるバンコンが「セドナ タイプ3」です。
限られた空間を、最大限に利用するこだわりの設計がかなり魅力的でした!
-
関連「セドナ タイプ3」をレビュー!ノーマルハイエースの限られた車内にも関わらず、車中泊・キャンプ・バンライフをおしゃれに快適にしてくれるものだった!
続きを見る
セドナ レイクサイド
「セドナ タイプ3」と同じ、ノーマルのハイエースバンがベースのバンコンが「セドナ レイクサイド」です。
湖のほとりをイメージされたデザインになっており、こちらも実際に見てきましたが、「セドナ タイプ3」とは、まったくの別物といえるほどの印象でした。
-
関連「セドナ レイクサイド」をレビュー!ヤバイほどのおしゃれなハイエースにビビりました!車中泊・キャンプ・バンライフは快適にできるのかも検証!
続きを見る
「セドナ タイプ4」をレビュー解説
さて、ここから「セドナ タイプ4」をレビューしていきます!
シリーズ初の「ハイエース スーパーロング」がベースの8ナンバー車のキャンピングカーになります。
簡単な詳細をまとめました!
セドナ タイプ4の詳細 | |
---|---|
全長 × 全幅 × 全高(mm) | 5,380 × 1,880 × 2,285 |
登録 | 8ナンバー(キャンピングカー) |
乗車定員 | ガソリン車:6名、ディーゼル車:5名 |
ハイエースに関してもっと詳しく解説した記事はこちらから!
ハイエースは車中泊にどうなのか?
-
【2020年版】「ハイエース」は快適に車中泊可能なクルマなのか?年間100泊以上ハイエースで車中泊している夫婦が教えます!
続きを見る
私がもしセドナを購入するときに知りたいと思うことは、どの部分が標準装備で、どの部分がオプション装備なのかです。
やっぱり、いいクルマであっても予算は限られているので、オプションを付けてどれぐらいの価格になるんだろう?というのは気になると思うんです。

この記事を見て、セドナに興味が湧いた方は、ある程度、「価格」をわかってから実際に見学に行くと、中身が濃くなるのではないでしょうか!?
セドナ タイプ4の標準装備を徹底レビュー
床梁りは、「最高級ブラックウォールナット」を使用している、まさにこだわりの場所!
さらに、天井はオールウッド(オリジナルウエスタンレッドシダー)で、「天然木」を使用しています。
8つの「LEDダウンライト」もスタイリッシュな雰囲気を演出してくれていますよね!?
セドナの天然木のこだわり
セドナの天然木は、湿度が多いときは、水分を吸収し膨らみ、逆に乾燥すると水分が放出され縮みます。
その過程で、木が反ったり、割れたり、音鳴りすることがあるんです!
まさにクルマの中にいならが、「生」を実感することができますよ!

リアの常設ベッドには専用のベッドマット。
実際に寝転んできましたがが、「180cm」の長さがあるので快適でした!
サイドは「170cm」なので、横に寝てみましたがこんな感じです!

椅子もおしゃれなカバーが標準装備で、スタイリッシュです!!
「SEDONA type Ⅳ 下段ベッド延長ラック&ベッドマット」が「1個」、標準装備されています。
オプションでもう1つ揃えることで、2段ベッドのように使うことができ、上段と同じく全長「180cm」の長さになりますよ!

また、「ベッド延長ラック」は、キャンプなどのときに外に出すことで、キャンプギアとして使えちゃうのも魅力的です!

「SEDONA type Ⅳ キッチン家具」には、当然、洗い場も完備!しかもおしゃれ!!
「キッチンカウンター」には、水タンク「19ℓ× 2 」に「カセットコンロ」、さらにお皿などの収納場所も確保されています!
「SEDONA type Ⅳ センターテーブル」で食べる「車中飯」は最高だろうな〜
荷物の収納場所には、「SEDONA type Ⅳ オーバーヘッドキャビネット」は3個も標準装備です!
少しでも収納が欲しい車内の、デッドスペースを有効利用できるのは、最高ですよね!
「靴箱」は2段!
「SEDONA type Ⅳ リアキャビネット」には「有孔ボード」まであり、様々なものをひっかけておくことが可能です!
後ろから見ると、このように収納がかなりあるのがわかります。

標準装備は、正直、「車中泊」「キャンプ」するには十分すぎるほど快適な車内になっているのがわかりました!
さてさて、はたしてオプション装備は一体どんなのがあるのでしょうか!?
セドナ タイプ4のオプション装備を徹底レビュー
オプションについては、私自身、完全バンライフを行っており、キャンプや車中泊を頻繁に行う私の個人的な意見を踏まえてお届けします。
インテリアオプション
クルマに乗り込む際の階段を、いい感じにしてくれるオプションなど、「インテリア」の架装オプションが様々あります。
すべては紹介できませんので一覧にまとめました。
インテリアオプション | 税込み価格(10%) |
---|---|
SEDONA オリジナルフロントシートカバー | ¥78,000 |
SEDONA オリジナルステップポンリューム張り(L)アイアンエッジ含 | ¥53,000 |
SEDONA オリジナルハンガーバー(1箇所) | ¥15,000 |
断熱施工(天井、右ボディ、クォーター、タイヤハウス) | ¥104,000 |
制振・断熱施工(天井、右ボディ、クォーター、タイヤハウス、フロントシート下、エンジンフード) | ¥209,500 |
2段ベッド用 下段ベッド延長ラック&ベッドマット | ¥73,000 |
上記の中で、やっぱり車中泊やバンライフするのであれば、「断熱施工」は欠かせません。
もちろん、DIYをされたい方もいると思うので、購入時に相談するのがいいでしょう!
そして、「制振施工」は、「ディーゼルエンジン」を選んだ場合はしてもらった方が賢明です。
私は同じハイエーススーパーロングのディーゼルエンジン車でバンライフをしていますが、運転時の振動は結構なものがあります。
今年は、DIYで「制振施工」する予定でいます。

あとは、先ほどに出てきた「2段ベッド用 下段ベッド延長ラック&ベッドマット」は、乗車する人数によって有無を決めましょう!
バッテリーオプション
バッテリーに関しても、様々なオプションが用意されており、自分のスタイルに合わせて選ぶことが可能です。
こちらも一覧にまとめました。
電装設備 | 税込み価格(10%) |
---|---|
サブバッテリーシステム(走行充電、簡易電圧計、DC12ソケット) | ¥130,900 |
外部AV100V 入電と充電 | ¥72,930 |
ツインバッテリー(バッテリー追加、走行充電器、外部充電グレードアップ) | ¥97,680 |
正弦波 350W インバーター | ¥63,470 |
正弦波 1500W インバーター | ¥137,500 |
追加 100V コンセント | ¥13,750 |
追加 12V ソケット | ¥13,750 |
追加 USB ポート | ¥13,750 |
ナビ メイン⇆サブ切替リレー | ¥26,070 |
バックドアLEDダウンライト | ¥22,990 |
冷蔵庫 | ¥68,530 |
ベバストFFヒーター | ¥217,800 |
ソーラー充電システム(200W/FRP製) | ¥286,000 |
マックスファン | ¥107,800 |
例えば、「セドナ タイプ4」をキャンプに使用したい場合であれば、そこまで大量に電源を装備する必要はないでしょう。
ただ、数日間、車中泊しながら旅をしたい!バンライフのようにクルマが家のライフスタイルをやってみたい!
そんな方は、しっかりとした電源設備に、ソーラーパネルでの充電設置もおすすめします。

ただ、例外もあり、自分で電源システムをDIYしたい!ポータブルバッテリーを購入して代用したい。
そんな方もいると思いますので、「セドナ タイプ4」を購入時にしっかりと相談してもらうのがいいですね!
エクステリアオプション
エクステリアオプションとはいわゆる「見た目」のオプションです。
エクステリア オプション | 税込み価格(10%) |
---|---|
SEDONA オリジナルリア4面 フィックスウインドウカバー | ¥215,500 |
SEDONA オリジナルリアバック フィックスウインドウ | ¥130,900 |
SEDONA オリジナルリアバック ドアステッカー | ¥23,430 |
バックドアアクリル2重窓フィックスウインドウ | ¥253,000 |
SEDONA オリジナル ボディデカール | ¥68,750 |
SEDONA オリジナル ハッシュタグステッカー | ¥15,180 |
フロントグリル艶消しブラック塗装 | ¥26,620 |
トヨタエンブレム艶消しブラック塗装 | ¥9,570 |
フューエルカバー艶消しブラック塗装 | ¥5,940 |
ヴィレンティ インナーブラックLEDヘッドライト | ¥128,040 |
FD-Classicホイール16インチ | ¥123,200 |
「オリジナルバックドアステッカー」には、「Ordinaly Life → Vanlife」と書かれています。
訳すと「日常からバンライフへ」。

さらには、「艶消しブラック塗装」には、私自身ものすごく憧れております・・・・

簡単でしたが、オプションについては以上になります。
項目をみてもわからない部分は当然あると思いますので、実際に見学する際に、徹底的に聞いていただければと思います。
あくまでもこの記事内では、大まかに解かっていただければ十分だと考えております。
「セドナ タイプ4」の車両本体価格とメーカーオプション
「セドナ タイプ4」は、上記で申し上げた、「ハイエース スーパーロング」がベースとなっています。
「ガソリン」か「ディーゼル」のエンジンどちらを選ぶかによって価格が変わります。
私自身「ディーゼル」に乗っていて、そのパワーはかなり気に入っておりますが、「ガソリン」が好きという方は多いので、こればっかりは好みだと思っています。
エンジンの寿命、燃費、燃料代なども考慮に入れながら、決めることをおすすめします!
ベース車両 | エンジン | 駆動・トランスミッション | 税込価格(10%) |
---|---|---|---|
トヨタ ハイエース スーパーロング DX バン 4ドア | 2800cc ディーゼル | 2WD・6A/T | ¥5,089,700 |
トヨタ ハイエース スーパーロング DX バン 4ドア | 2700cc ガソリン | 2WD・6A/T | ¥4,637,600 |
トヨタ ハイエース スーパーロング DX バン 4ドア | 2800cc ディーゼル | 4WD・6A/T | ¥5,354,800 |
トヨタ ハイエース スーパーロング DX バン 4ドア | 2700cc ガソリン | 4WD・6A/T | ¥4,901,600 |
メーカーオプションは、下記の項目になります。
メーカーオプション | 税込み価格(10%) |
---|---|
特設ボディカラー ホワイトパール | ¥68,750 |
特設ボディカラー ベージュメタリック | ¥55,000 |
Toyota Safety Sense | -¥77,000 |
パノラミックビューモニター | ¥37,400 |
インテリジェントクリアランスソナー | ¥28,600 |
助手席エアバッグ | ¥16,500 |
リアフォグランプ | ¥11,000 |
リアサイド、リアクォーター、バックドアプライバシーガラス | ¥16,500 |
LEDヘッドランプ | ¥66,000 |
電動式格納式リモコンドアミラー | ¥22,000 |
電動式格納式リモコンドアミラー ヒーター付き | ¥27,500 |
デジタルインナーミラー | ¥55,000 |
デジタルインナーミラー バックモニター内臓 | ¥81,400 |
自動防眩インナーミラー | ¥37,400 |
アクセサリーコンセント(AC100V・100W) | ¥9,900 |
オーディオレス | -¥11,000 |
寒冷地仕様(ガソリン/ディーゼル) | G:¥18,700 / D:¥27,500 |
安全性能や快適性など、こだわる方はしっかりと相談の上、判断していただければと思います。
「セドナ タイプ4」の見学・販売店
「セドナ タイプ4」は「LACグループ」というキャンピングカー販売グループの専売モデルです。
下記に見学や購入ができる、キャンピングカー販売店を記載しておきます。
デルタリンク系列
キャンピングカーランド系列
なお、展示車情報は随時、変わりますので、事前に問い合わせが必要です!
まとめ
「セドナ タイプ4」は、公開されてからずっと会ってみたいキャンピングカーでした。
そして会った感想は、思ってたとおり「スタイリッシュ」で「おしゃれ」にも関わらず、車中泊やキャンプ、そしてバンライフを快適に楽しめるクルマでした。
参考程度までに、もし私が購入するとすれば、「2WDのディーゼルエンジン」をベースにします。
バッテリーやソーラーパネルはオプションで取り付け、FFヒータも付けちゃうな・・・
さらに艶消しブラックに塗装は確実にします。
簡単に計算すると「¥6,000,000」前後になるかなと予想しています。
「セドナ タイプ3」と「セドナ レイクサイド」の記事は後日アップしますのでお楽しみに!!
以上、「セドナ タイプ4」に乗ってきました!ハイエーススパロンのキャンピングカーは車中泊・キャンプ・バンライフを快適にしてくれるものだった!の記事でした。
-
関連「セドナ タイプ3」をレビュー!ノーマルハイエースの限られた車内にも関わらず、車中泊・キャンプ・バンライフをおしゃれに快適にしてくれるものだった!
続きを見る
-
関連「セドナ レイクサイド」をレビュー!ヤバイほどのおしゃれなハイエースにビビりました!車中泊・キャンプ・バンライフは快適にできるのかも検証!
続きを見る
-
関連【VANLIFE(バンライフ)】のすべての疑問にお答えします!いつの日か「誰もが憧れるバンライフ」から「誰もが楽しめるバンライフ」へ!
続きを見る
-
関連【2020年版】「ハイエース」は快適に車中泊可能なクルマなのか?年間100泊以上ハイエースで車中泊している夫婦が教えます!
続きを見る