

また、このブログを読んで頂いた方々が、「誰もが憧れるバンライフ」から「誰もが楽しめるバンライフ」へと思ってくれたり、魅力を感じてくれて、実際に「バンライフ」をする人が増えてくれるととても嬉しいです。
私たちのプロフィール
「VANLIFE(バンライフ)」とは?
「家を持たず」「都会暮らしではなく」「田舎暮らしでもない」本当に必要なモノだけを持って、クルマに積み、行先は決めず旅にでる。
それが「バンライフ」!
先駆者「フォスターハンティントン」
世界で一番最初に「バンライフ)」を始めた方が、アメリア人の「フォスター・ハンティントン(Foster Huntington)」という方になります。
彼は元々、「ラルフローレン」のコンセプトデザイナーや、出版社「ハーパーコリンズ」で働いていたエリートです。
毎日の忙しい日々に嫌気がさして、家を捨て生活に必要な最小限のモノをVANに詰め込み、ここから「バンライフ」が始まりました。
「フォスター・ハンティントン」は3年もの間、「バンライフ」を満喫し、様々な場所に行き様々な人々と出会い認知を広げていきました。
その集大成として「クラウドファンディング」で資金調達し、自身や仲間の写真集を出版したのです。
その写真集は名は、
【HOME IS WHERE YOU PARK IT(ホーム・イズ・ウェア・ユー・パーク・イット)】


出版されるや否や瞬く間に完売。再版されるほどの人気だったそうです。
この写真集の良さは、「フォスター・ハンティントン」の魅力と「バンライフ」の魅力、景色のすばらしさ、仲間との友情がすべて詰め込まれているところです!
この本を見るべき方
- 日常に疲れている方
- 日常から解放されたい方
- 旅に出たい方
- バンライフに興味がある方
さらに「フォスター・ハンティントン」は「バンライフ」だけではなく、いろいろなことを挑戦されてます。
例えば、「火事」になったときあなたは家から何を持ち出しますか?と面白いメディアを作ってみたり。
仲間とともに「ツリーハウス」をつくってみたり。
「バンライフ」や「ツリーハウス」に共通することは、自給自足で食べて寝て遊ぶシンプルな「生活のデザイン」の着地点なのかもしれません。
「フォスター・ハンティントン」のすべてを書いた記事はこちら!
フォスターのすべて
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vanlife(バンライフ)はこの人から始まった!「フォスター・ハンティントン(Foster Huntington)」は何者にも縛られない!
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インスタグラム「#vanlife」
現在、「Instagram(インスタグラム)で
「#vanlife」
と検索してみると、なんと「600万以上」投稿がよせられています。
これは民泊で有名な#Airbnbの1.5倍にもなります!
日本ではまだまだ知られていない「バンライフ」ですが、世界中では着実に広がっているのです!
そして日本でも、この令和の年になり、徐々に広まりつつあります。
そのInstagramの「#vanlife」から一部、魅力ある写真をご紹介します!!
「バンライフ」の中でも有名な写真で、内装がスタイリッシュかつ機能的です。
木目の内装が素晴らしく、居心地も良さそうでバンの中とは思えないような美しさですよね!?
日本ではほぼいませんが、海外の「バンライフ」では、犬や猫など動物と一緒に旅をする人も少なくありません。

海外では、このように「バンライフ」をされている方がたくさん存在しており、紹介させていただいた写真は氷山の一角です。

「VANLIFE(バンライフ)」と「ハイエース」
私たちは「バンライフ」をするためにクルマを購入しました。
「トヨタ」の【ハイエース スーパーロングバン】といって、貨物車の最大サイズのクルマです。
通称「サニイ」の詳細記事はこちら!
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このクルマを選んだ理由は「3点」あります。
- 燃費がいい
- 高さが「2.2m」
- 運転しやすい
とても重要な要素なのでしっかりと解説していきます。
燃費がいい
「バンライフ」は「旅」をしながらする生活です。
大阪を出発し、北は新潟県、南には佐賀県まで、様々な場所に訪れ観光しました。
移動距離は、半年間で「1万5000km」!


となると心配するのは「燃料代」です。
「トヨタ」【ハイエース スーパロングバン】の「燃費」ですが、なんと「1ℓ = 10km」も走ります。
しかも、「ガソリン」ではなく「ディーゼル」、つまり「軽油」で走ります。


実は、クルマを「ベンツ」の【スプリンター】や「フィルクスワーゲン」の【タイプ2】にしようか、かなり迷いました。
しかし、最終的に【ハイエース】に決めた理由は、「燃費の良さ」が大きかったです。
キャンピングカーを購入される方に注意
キャンピングカーの多くは、「1ℓ = 5km未満」の燃費です。
しかも「ガソリン車」が多いです。
購入時に、安いキャンピングカーを買うと、燃費代がすごいことになるので、多少お金を出しても「新しいディーゼルエンジン」車をおすすめします!
スプリンターとは?
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「メルセデス・ベンツ」【スプリンター】は「VANLIFE(バンライフ)」や「車中泊」用の車としてどうなのかを徹底考察!!
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タイプ2とは?
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「フォルクスワーゲン」【タイプ2】は車中泊やVANLIFEの車としてどうなのか考察しました!
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高さが「2.2m」
2つ目の理由は「トヨタ」【ハイエース スーパロングバン】の「高さ」です。
実際、「高さ」も最大サイズで「2.2m」あり、他のクルマと比べるとかなり高いです。
なので、様々な場所に入れなかったことは事実としてあるのですが、大事なことは高さが「2.2m」なところです。
旅をしていて、もっともお世話になる場所の1つ。
それは「イオンモール」です。
食料品の買い出しや、なんといって「無料の水」を求めに行きます。
しかし、駐車場がけっこう混んでる時があって、「立体駐車場」に入れることもしばしばあるのですが、そのときよく目にするのが「2.3m」の高さ制限です。
「キャンピングカー」は、小さいサイズでも高さは約2.5メートルあります。それでも低い方で実際は3m以上のクラスのものが当たり前です。


この「10cm」の差があることで、「イオンモール」の立体駐車場に入れるので、かなり助かっております!
因みに、車内では160cm近くあり、小さめの女性であれば立って移動できます。

運転しやすい
「バンライフ」は先ほども申し上げましたが、「移動距離」が長いです。
クルマの乗り心地が悪かったり、運転が難しかったすると「ストレス」が半端ないです。
さらに、私たちは「夫婦」で「バンライフ」を行うので、女性もで運転できることが必須でした。
つまり、キャンピングカーのように、「大きく」「女性が運転が厳しく」「風によってスピードが出ない」クルマを買うことができませんでした。


当然、キャンピングカーは中が広く快適なので魅力的ですが、上記「3つ」の要素から「トヨタ」【ハイエース スーパロングバン】を選びました!
「VANLIFE(バンライフ)」と「仕事」
令和になり、日本で「バンライフ」をする人が急速に増えてきました。
ただ、日本中を旅する「バンライフ」をしている方って、仕事は?働いているの?と疑問に思いますよね。
その疑問を解説するためには、欧米諸国で「バンライフ」をする人が、増えてきた経緯が大事になってくるので、踏まえて解説していきます。
欧米諸国では、10年前から「バンライフ」の人口が増えてきました。
それは、「IT」の技術が急速に進歩したときと同じ時期になります。
「バンライフ」と「IT」って全く関係ないように思われますが、「バンライフ」をしていくためには、旅をしながら働く必要があります。
つまり「どこでもできる仕事に就くこと」=「ITスキル」がその条件になるのです。
この令和になり、「コロナウイルス」の蔓延でよく耳にした言葉、「リモートワーク」「テレワーク」可能な人材も、「どこでもできるITの仕事」が可能な人たちともいえます。
実はそういった働き方をする人たちのことを、日本では、「ノマドワーカー」と呼びます。
ノマドワーカーとは、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店など、通常のオフィス以外のさまざまな場所で仕事をする人を指す日本語です。
事実、先駆者「フォスター・ハンティントン」もノマドワーカーになります。
つまり、10年前、欧米諸国の「ノマドワーカー」は、どこでも仕事ができるんだから、前からしてみたかった「旅」をしながら「仕事」ができれば素晴らしいじゃないか!?
さらに、「旅」をしながら働くんだから「家」もいらないんじゃない?クルマで過ごせばいい。
だって、家にそんなに「もの」もないからクルマに全部、入りそう!
そんな「ミニマリスト(ものを持たない人)」の考えを持った人達が「バンライフ」を始めた経緯があるんです。
日本の「IT技術」は欧米から「10年」遅れていると言われており、このタイミングにきて「バンライフ」をする人が増えてききているのは、実は偶然ではないということなんです。
さらに、シェアオフィスをはじめシェアリングエコノミーが普及してきており、それらを活用すれば「どこでも住めて」「どこでも働ける」そんな時代がやっときたのです。


そこで、私自身は読者の皆様に、「専門的な知識やスキル」を習得し、「テレワーク」「リモートワーク」「フリーランス」のような働き方ができる仕事に就くことを強くおすすめしております。
そんな、ノマドワーカーになれる「おすすめの職業」はこちらの記事で詳しく紹介しています!
おすすめの職業
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【バンライフ】している人の仕事とは?おすすめの職業・副業・バイトとは?詳しく解説します!
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「VANLIFE(バンライフ)」と「トイレ問題」
実際に「バンライフ」を夫婦でやってみると、「トイレ問題」がでてきました。
まずは、「トイレ」をどこでしているのか?お答えさせていただきます。
トイレの場所
- コンビニ
- ショッピングモール
- 様々なお店
- 道の駅
- 車中泊スポット(有料)
- ガソリンスタンド
ありがたいことに、日本は様々な場所で「トイレ」をすることが可能です。
もちろん公共の場所もありますので、ありがたくさせていただいております!
ただ、「バンライフ」をしているならではの「トイレ問題」が出てきました!
それは女性ならではの問題かもしれません。


女性でも「そんなの平気ですよ!大丈夫です!」という方はいるかもしれませんが、私たちは「誰もが憧れるバンライフ」から「誰もが楽しめるバンライフ」を目指して行動しているので「トイレ」について本気で考察してみました!
そこで女性でも安心して「トイレ」をすることができるように、車内に簡単に設置できる「トイレ」についてまとめました!
ポータブルトイレ
- ユニセックスポータブル尿ボトル
- ポータブルトイレ
- 折りたたみトイレ
- コンポストトイレ
- トイレまわりグッズ
ポータブルトイレだけとっても、これだけの種類が世の中にあります。
紹介しております様々なトイレは、「バンライフ」だけではなく、災害時の際にも使えます。
避難所にはもちろん、断水時にも対応可能。
さらには、高速道路で渋滞中の時に我慢できなくなった緊急用にも使えます!
ただ、記事があまりにも長くなりますので別記事にて詳しく記載しました。
ポータブルトイレ
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車中泊で使える「トイレ」をご紹介!実際どうしているのかもお伝えします!
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「VANLIFE(バンライフ)」と「お風呂問題」
世界で一番、「外」でお風呂に入れるのは日本である、というぐらい銭湯が豊富です。
しかし、「バンライフ」における「お風呂」には、大きな問題がありました!

例えば平均的なスーパー銭湯であれば、「1回600円」。
それが夫婦なので、「× 2人 = 1200円」。
毎日、入ったとして、1ヶ月で、「× 30日 = 36000円」になります。

毎日のように「温泉」に入れる幸せは大きいのですが、流石に厳しいので、コストを下げるために色々と考えてみました。
まずは、どこでも「持ち運べるシャワー」を車に積んでおくのはどうだろうか?
大型キャンピングカーなどは、車内にシャワーが設置してある車もあるのですが、「トヨタ」【ハイエース スーパロングバン】の場合はそこまでのスペースがありません。
実際に調べてみると様々な「ポータルシャワー」が見つかりました。
ポータブルシャワー
- ソーラーシャワー
- 加圧式シャワー
- 電気シャワー
- ロードシャワー
「ポータルブルシャワー」は別記事で詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。
ポータブルシャワー
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車に積めて便利!!どこでも使えるポータブルシャワー・風呂はこの夏の必需品!
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また他にも、シャワーやお風呂に入らずともいける方法はないのだろうか?と考えてみました。
お風呂に入れない時のグッズ
- 介護などで使われる、カラダをふく「使い捨てタオル」
- 水のいらない石鹸
- 水のいらない「ドライシャンプー」
これらは、お風呂に入れない時に実際に使用できるものばかりです。
つまり、車中泊やキャンプはもちろん「災害時」でも使うことができるのでかなりおすすめです!
「こんなのもあったのか!?」とおもしろいグッズばかりですので是非、興味ございましたらご覧ください。
【車中泊】での「入浴代」は意外とかかる!?節約しつつ快適に過ごせる方法、教えます!
お風呂に入れない時のグッズ
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車中泊先やキャンプ場でお風呂に入れないときどうするの?清潔を保つ対策グッズを一挙ご紹介!
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「VANLIFE(バンライフ)」と「水問題」と「ゴミ問題」
「バンライフ」をする際に、毎食毎晩「外食」をしているといくらお金があっても足りません。
そのためにも、「車内」でご飯を作らなければなりません!

ココに注意
- 作った時のゴミをどこで捨てるのか?
- 作った時の「排水」はどこでするのか?
- 食器などの洗い物はどこでするのか?
近年では、上記の課題を解決できない方が、道の駅の駐車場でご飯をつくり、その出たゴミを道の駅で大量に捨て、食器の洗い物は道の駅のトイレで行うという悪質な車中泊ユーザーが後を絶ちません。
実際にはマナー違反があまりに多い為、車中泊を禁止する道の駅がどんどんふえている状態です。
道の駅のマナーについては別記事でまとめています。
車中泊のマナー
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【道の駅】で「車中泊」は可能なのか?守らなくてはならないマナーと2019年の現状をお伝えします!
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私たちは、その高いハードルを全て解決した上で「バンライフ」を行っていますのでご紹介させていただきます。
ゴミ処理問題
ゴミは食事を作るときだけでなく、何事においても発生します。
では「バンライフ」をしている人はどのように「ゴミ」を処分しているのか解説します。
ゴミ処理の方法
買ったところ(コンビニならコンビニ、スーパーならスーパー)で捨てています。
それだけではなかなか捨てれない時もあるので、その時はゴミが捨てれるキャンプ場やシェアハウス、ゲストハウス、ガソリンスタンド、サービスエリアなどで捨てます。
それでも捨てるときがなければ、旅先で出会った方に、有料で捨てさせていただいたこともあります。
不法に投棄はゼッタイしないので、たまに助手席にゴミが捨てれず溜まっている時はあります・・・

排水問題
ご飯を作った際に出る生活排水の処理が、「バンライフ」の中でもっとも難しい問題になります。
日本は海外にくらべて水の管理がしっかりしているいるのですが、海外のようにアウトドアや車中泊が盛んではないために、車中泊やキャンプユーザーの「排水処理の仕組み」がまったくないのです。
海外であれば、道の駅などに該当する場所には、汚水を有料で捨てることができるサービスが豊富にあるので、キャンピングカーに付けるトイレの排水や生活排水などを捨てることが可能です。

日本では全くないので、車中泊の際に出た排水を、「道の駅」などのトイレに捨てていいのでしょうか?

何故ダメなのかということを「水道局」の方に実際に取材しました!
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【水道局に取材】「バンライフ」や「車中泊」での生活排水の処理ってどうすればいいの?プロがお答えします!
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では車内でごはんを作ると、必ず出てくる、「排水」や「食器などの洗い物」は、私たちはどうしているのかお答えします!
まず「洗い物を減らす方法」として、お皿にあらかじめラップをかけておく方法です。
これにより、汁物であってもお皿を汚すことはありません!
そして調理時に汚れる「フライパン」や「お鍋」は「油を分解して、しかも拭き取るだけで完了する洗剤」を使っています。
それは、「GREEN MOTION」の【ECO KITCHEN CLEANER(エコ・キッチンクリーナー)】です。
これを、汚れたフライパンや鍋に、「シュッシュ」して少し放置しておくと油が分解され、あとはキッチンペーパーで拭き取るだけでとても綺麗になります。
しかも、「100%自然に帰る素材」を使っているので、カラダにも安心なんです!


実際に、【ECO KITCHEN CLEANER】を使って「油」を分解した実験記事がありますのでご覧ください!
エコキッチンクリーナーレビュー
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【水洗いなしの洗剤】レビュー!車中泊での食器洗いにはこれがおすすめ!排水ゼロ・油汚れなし・2度拭きなしの洗剤とは!?
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ここまで読んで、「バンライフ」の水問題ってめちゃくちゃ大変なことがわかっていただけたと思います。
しかし、この問題としっかり向き合っていくことが「バンライフ」を楽しむことであり、「バンライフ」を広げるために大事なことだと考えています。
ココに注意
一部の知識がなく、「悪くないだろうと」「みんながしているから大丈夫だろう」思ってしている行為ですら、本当はダメなことをしっかりと知っていただいた上で「バンライフ」や「車中泊」を楽しんで頂けたらと思います。
「VANLIFE(バンライフ)」と「電気問題」
自宅のように、電力会社と契約して電力を使うのではなく、「バンライフ」では自分たちで電力を生み出す必要があります。

そこで、私たちが実践している「電力の確保方法」を次はお伝えしていきます。
ポータブルバッテリー&ソーラーパネル
「バンライフ」や車中泊でなくてはならないグッズは、電力を貯めておける「ポータプルバッテリー」です。
私たちは「2台」ポータブルバッテリーを購入しました!
メインバッテリーは「EcoFlow」の【EFDELTA(イーエフデルタ)】。
EFDELTA
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【EFDELTA(イーエフデルタ)】をレビュー!1600Wの高出力かつ1260Whの大容量のおすすめポータブルバッテリー!車中泊、キャンプ、防災用に最強です!
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サブバッテリーに「suaoki(スアオキ)」の【PS5B】。
PS5B
ポータブルバッテリーに電気を充電する方法は、
- 電源があるキャンプ場
- 電源が使えるカフェ
- ソーラー電池
- カーインバーター
などがあります。
このすべてを駆使して電力の安定確保を常に行っていくのが「バンライフ」の電力問題の解決方法です。
そしてその中でも特に大事なのは、太陽の力で発電する「ソーラー発電」と、クルマの走行時に発電する「カーチャージ」です。
「ソーラーパネル」も購入し、晴れた日には、欠かさず充電しています。
そして、走行時の「カーチャージ」は、移動が多い「バンライフ」と相性抜群です。
ここでお気づきになった方もいるかもしれませんが、私たちは「電気代が0円」です。
太陽の力と走行時の充電だけで、ほとんどの電力をまかなえております。
「バンライフ」をしていて、幸せだなと思うことは、普段の日常であれば電気が使えて「当たり前」のことが、電気が使えることが「当たり前ではない」ので、使えるだけで幸せを感じることができることです。


「VANLIFE(バンライフ)」と「住民票」「住民税」
私たちは、賃貸マンションからハイエースに引っ越したました。
引っ越しすると、市役所での転出届、転入届の手続きが必要になります。
引っ越しから14日以内の異動が義務付けられていて、手続きを怠ると罰則規定もあり、日本で生活するためには、「住所なし」というわけにはいきません。
住民票に「ハイエース」とは記載できませんので、住民票の住所は実家に置かせてもらっています。
そして、住民票のある場所で住民税の支払いをしています。
実家がない人もいるので、そういった方は、「シェアハウス」に住所を置けます。
調べてみると、「ポケットレジデンス」という、住むというより、「住所を置ける」意味合いが強いシェアハウスを見つけました。
ポケットレジデンスの特徴
- Webで契約完結できる。
- 月額1万円。
- 来店なしで配達物の受取や指定の住所への転送も可能。

他にも、「バンライフ」をする人だけでなく、長期間海外に出ている人のための住所・郵便受取先として、「レンタル住所・私書箱サービス」といったサービスもありました。
こちらは、基本料金980円(税抜)から利用でき、郵送物の転送やどんな郵便物が来たかを写メで確認もできます。
先ほどの「バンライフ」と「仕事」のところでもお伝えした、インターネットがあれば仕事ができ、同じ場所で生活しなくてもいい時代に向かっています。
時代の流れに伴い、「定住しない生活」をしている人も増えているのを感じます。
それが「いい」、「悪い」ではないのですが、選択肢が広がる点ではいいと思っています。
「VANLIFE(バンライフ)」と「選挙」
バンライフをしていて、住民票以外に聞きづらそうに質問されるのは、「選挙はどうするのか?」という疑問です。
バンライフが始まってからまだ選挙はないのですが、選挙がある場合には一旦実家へ戻る予定にしています。
今までの生活でも投票はしてきたので、バンライフをしているからといって特に変わりません。
興味があるか、と聞かれると、ニュースでも、足の引っ張り合いをしているように見えていて、「興味がある。」とは言えないかもしれません。
でも、投票の権利を持っているし、意思表示として投票はしようと思っています。
私たちは地元が関西なので、選挙時に「北海道にいる」、「沖縄にいる」など、戻るにしても遠く離れている場合は、どうしよう!?
と悩んだのですが、
調べてみると、選挙期間に登録地にいない場合のために「不在者投票制度」があることを知りました!

さらに詳しく
不在者投票制度とは?
仕事や旅行などで、選挙期間中、名簿登録地以外の市区町村に滞在している方は、滞在先の市区町村の選挙管理委員会で不在者投票ができます。また、指定病院等に入院等している方などは、その施設内で不在者投票ができます。
手続き方法は?
名簿登録地の市区町村の選挙管理委員会に、直接または郵便等で投票用紙など必要な書類を請求します。(各市区町村の判断で、オンライン請求も可能となっています。)この場合、どこで投票したいかを伝えます。
交付された投票用紙などを持参して、投票する市区町村の選挙管理委員会に出向きます。
(出典:総務省 投票制度)

システムのハッキングなどのリスクもありますが、インターネット投票が可能になれば、場所に関係なく手軽に投票でき、若い世代の投票率も増えるのでは?と感じています。
「VANLIFE(バンライフ)」と「郵便物」
郵便物
郵便物は実家に届きます。私たちの場合は、必要があれば取りに戻ることもあります。今のところ郵便を受け取れずに困ったことは特にありません。
他には、送付者への依頼が必要ですが、郵便局留が利用できます。
さらに詳しく
郵便局留とは?
- 受け取りたい郵便局の窓口で郵便物等を受け取ることができるサービス。
- 全国約24,000局の郵便局で受け取り可能。
- 利用手続きの必要なく、受け渡し手数料も無料。
手続き方法は?(送付者に依頼が必要)
- 受け取り希望の郵便局の郵便番号を記入。
- 宛先に「(受け取りたい郵便局名)留」と記入。
- 受取人の住所・氏名を記入。(ゆうパック等の場合、受取人の電話番号も記入。)
郵便局のHPはこちら。

ネットで購入したもの
今は何でもネットで揃う時代です。だからこそ、ネットで買えない地域限定のものに価値があるな~と思ったりもします。
移動できるので、直接買いに行けるのは「バンライフ」のいいところ。
ただ、やはり便利なので、ネットショッピングは今後も利用すると思います。
その際、どこに届けてもらうのか?
その答えは、コンビニや運送会社の営業所です。
主なネット通販の「楽天・Yahoo・Amazon」では、コンビニや運送会社の営業所への店頭配送が可能です。
問題は、出品店と購入商品が店頭配送サービスに対応しているかと、商品の到着時期や場所を考えて移動しなければいけないことです。

その他の方法としては、「訪問先でお願いして住所を借りる。」という方法もあるかもしれません。
知人のバンライファーは、SNS上で受け取ってくれるフォロワーさんを募ってお願いしていましたよ。


「VANLIFE(バンライフ)」と「コロナウイルス 」
2020年3月。
私たちは「バンライフ」を中断しました。
ご存知の通り、コロナウイルスの蔓延で、不要不急の外出ができなくなってしまったからです。
「バンライフ」は、日常のほとんどを外部の施設に依存しています。
お風呂は「銭湯」。
トイレは「公共の施設」。
宿泊は「道の駅」「有料車中泊スポット」。
そのほとんどが、緊急事態宣言の影響で、利用できなくなってしまいました。

私たちは自分たちの家がないので、戻る場所はそう、「実家」です。
コロナウイルスの影響といえども、親に依存しないといけないというのは「何か違うな」という思いがあります。
ただ、コロナウイルスが収束すれば、再度「バンライフ」は開始予定ですので、新たに家を借りるなどの対応はしませんでした。
私たちがただできることは「不要不急の外出をしないこと」。
それによって、一刻も早くコロナウイルスが収束することを願っています。
緊急事態宣言「前」と「後」で、車中泊やキャンプの認識がどう変わったのか?記事にしてみました。
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【新型コロナウイルス】の緊急事態宣言「前後」で車中泊・キャンプはしてもいいのか?教えます。
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「VANLIFE(バンライフ)」のまとめ
如何でしたでしょうか?
「バンライフ」のことを大体はわかっていただけたと思います。
「ただの車中泊生活」と思った方もいるでしょう?
すごい!いつかやってみたい!と思った方もいるでしょう。
ハードルがなかなか高いなと思った方もいるでしょう。
捉え方は、読者の皆様、それぞれでいいんじゃないかと思っています。
ただ、大事なことは、「バンライフ」だけではなく、「やってみたい!」と思ったことは、実際に行動を起こすことです。
それが私たち夫婦は「バンライフ」だっただけなのです。
東京に住みたい!
田舎に移住したい!
世界一周したい!
そんな思いがある方は、今その時から実現できるように行動を開始することをおすすめします。

その中で、「バンライフ」してみたい!と思った方は遠慮なしに相談ください。
コメント欄もございます。コンタクトフォームも用意しております。
お待ちしております。


以上、【VANLIFE(バンライフ)】のすべての疑問にお答えします!いつの日か「誰もが憧れるバンライフ」から「誰もが楽しめるバンライフ」へ!の記事でした。