こんにちは!夫婦でvanlifeブログを運営しております「ミチトライフ( @michitolife)」です。
「vanlife(バンライフ)」や「車中泊」での旅ににおいて、
- キャンピングカータイプの「キャプコン」
- 「vanlife(バンライフ)」タイプの「バンコン」
どっちの方がいいのだろう?と思う方は多いと思います。
そこで、燃費や「ガソリン車」「ディーゼル車」、さらに走りの快適さ。こういったことを考慮にいれて考えると、車を選ぶときにとても役に立ちます!

ディーゼル車を選ぶ?ガソリン車を選ぶ?それだけでも大きな決断になりますので、しっかりと知識を得た上で決定しましょう!
では見ていきましょう!
車体価格の比較
ここから比較する車は、
- 「トヨタ」【カムロード】ベースの「キャブコン」
- 「トヨタ」【ハイエース】ベースの「バンコン」
で見ていきます。


まず、「トヨタ」【カムロード】というトラックタイプの車があります。
この車をベースに「キャンピングカー」に仕上げた車のことを「キャプコン」と言います。
次に、知ってる人は多いと思いますが、「トヨタ」【ハイエース】。この車をキャンピングカー使用に改造した車が「バンコン」と呼ばれています。
「vanlife(バンライフ)」や「車中泊」において、車を選ぶのは自由なのですが、「バンコン」のタイプが本来の姿に近いと考えています。
まず、下の表は、2019年3月24日に夫婦で行ってきました、大阪で行われた「キャンピングカーショウ2019」で得た情報を基に記載しております。
実際にみてきて価格を記載しておりますので最新情報と思います。ただ大まかな数字で記載しております。
キャブコン
| ガソリン車 | ディーゼル車 | 差額 |
A社 | 約800万円 | 約850万円 | 約50万円 |
B社 | 約700万円 | 約750万円 | 約50万円 |
C社 | 約900万円 | 約950万円 | 約50万円 |
バンコン
| ガソリン車 | ディーゼル車 | 差額 |
D社 | 約500万 | 約550万円 | 約50万円 |
E社 | 約400万円 | 約450万円 | 約50万円 |
F社 | 約450万円 | 約500万円 | 約50万円 |
ここでキャンピングカー使用の「キャブコン」は、だいたいは700万以上が通常です。
去年の「キャンピングカーショウ2018」のときよりも、クオリティがさらに進化していたと思います。


ポイント
ここで大事なことは、「キャブコン」と「バンコン」に300万ほどの値段の差があることです。
ポイント
そして、「ガソリン車」よりも「ディーゼル車」が50万、高いことがわかります。

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燃料代を比較
さて、次は「ガソリン車」と「ディーゼル車」の燃料と燃費を見ていきましょう!
メモ
ここで難しいのが、荷物を載せることで燃費が悪くなるのだけれど、その悪くなった燃費で計算しないとなんの意味もないこと!
「vanlife(バンライフ)」をするときに荷物も何も入れないわけがない!その数値で計算をしないと実際にどれぐらいコストがかかるか実際は判らない!
つまり、おおよそにはなるけれど、荷物を載せた時の燃費に近くなるような値で計算していきます。
まずは「キャブコン」の燃費は、「バンコン」よりも確実に悪いです。
理由は明確で、車体の上の部分、つまり「バンクヘッド」が大きな空気抵抗をうんでいるからです。
また燃費はベース車両や搭載エンジン、車両重量によって大きく異なるのでおおよそです。
キャブコン
| ガソリン車 | ディーゼル車 | 差 |
重量なし | 約8.4km/L | 約11.2km/L | 約2.8km/L |
重量あり | 約7.0km/L | 約9.8km/L | 約2.8km/L |
悪条件(重量あり) | 約5.9km/L | 約8.9lm/L | 約3.0km/L |
「キャブコン」は、ストップ&ゴーの多い街中でも燃費は悪化しますが、それ以外に高速道路で時速100kmを超えて走行しても燃費は悪くなります。
これは、速度が上がれば上がるほど、大きな「バンクベッド」が空気抵抗となるためです。
しかも、べた踏みでも時速100kmの速度を出すことは性能的にも難しいし風の抵抗で走行性がかなり下がるのも欠点のひとつです。
とはいえ、購入されているかたは急いで移動場所に行くような環境で使われることはないので、高速道路でも時速80kmぐらいで走ってるかたがほとんどでしょうか。
では次は、
バンコン
| ガソリン車 | ディーゼル車 | 差 |
重量なし | 約10.2km/L | 約12.2km/L | 約2.0km/L |
重量あり | 約9.0km/L | 約11.0km/L | 約2.0km/L |
悪条件(重量あり) | 約7.9km/L | 約9.9lm/L | 約2.0km/L |
2019年になってから、燃料が高騰していますね。
全国平均でガソリンが143.7円/L、軽油が124.2円/Lとなっています。(2019.05)
さてここから1万キロ走った場合の燃費代を計算していきます。もちろん、「重量あり」の状態で計算していきます。さすがに悪条件は避けて計算します。
キャブコン ガソリン
10000km / 7.0km × 143.7円 = 205286円
キャブコン ディーゼル
10000km / 9.8km × 124.2円 = 146633円
バンコン ガソリン
10000km / 9.0km × 143.7円 = 159667円
バンコン ディーゼル
10000km / 11.0km × 124.2円 = 112909円
この数値はあくまで、概算になります。多少の誤差はありますが大きく違いはないので、指標として十分な数値かと思います。
ポイント
「車体価格」では「ガソリン車」が50万ほど安く魅力的だったのですが、「燃料代」を考えると「ディーゼル車」も考慮しないといけなくなってきましたね。
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走りを比較
「キャブコン」と「バンコン」を両方乗った方に話を聞いたところ、
「キャブコン」は横風の影響はより大きく、走行安定性・コーナリング性能・ブレーキ性能は劣り、加速も動き重い。
「バンコン」はその点、もともと「トヨタ」【ハイエース】に人が載っているぐらいの走行性能なので全く問題はないとのことです。

静粛性・快適さの比較
トルクが大きく、上り坂でもパワフルに走れる「ディーゼル車」ですが、
注意ポイント
デメリットは音や振動が大きいこと。
私も仕事で乗ることがありますが、少しガソリン車とは違った音が鳴ります。最近の「ガソリン車」は特に静かなので、大きく感じると思います。軽自動車とはそこまで変わらない大きさだと思います。
「ガソリン車」は回転数が高い時に最大トルクを発生するので、高速走行時も快適に走ることができます。とくに「バンコン」の場合は乗り心地がより乗用車的になり、加速もスムーズです。
耐久性の比較
「ディーゼル車」は「ガソリン車」に比べて圧縮比が高く、爆発力が大きいことから丈夫な構造となっています。そんなエンジンの構造上の理由から、「ディーゼル車」長持ちするといわれています。
ポイント
「ディーゼル車」の寿命 『走行距離30万km』
「ガソリン車」の寿命 『走行距離15万km』
長い年月、愛着を持って大切に乗りたい人には、「ディーゼル車」がおすすめです。



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まとめ
View this post on InstagramNight time vibes 🥂🍾 Who would you want to enjoy a night like this with? 📷 by @liveslowcollective
ガソリン車のメリット
- 車両価格が安い(ディーゼルより50万安い)
- 静粛性が高い
ガソリン車のデメリット
- 燃料代が高い(燃費が悪く、軽油よりガソリンが高い為)
- トルクが小さい
- 耐久性が低い(走行距離15万km)
ディーゼル車のメリット
- 燃料代が安い
- トルクが大きい
- 耐久性が高い(走行距離30万km)
ディーゼル車のデメリット
- 車両価格が高い(エンジン部分がしっかりとしている為)
- エンジン音や振動が大きい
正直、ここまで見ていくと「自分のスタイル」に合わせても決定するのは難しいと思います。
例えば「vanlife(バンライフ)」のように、車で全国を移動しながら旅をするのであれば、燃費は安い方がいいのです。そうなってくると「ディーゼル車」になるのですが、長距離の運転の為に「快適さ」を重視すると「ガソリン車」になってきます。
さらに、「車体価格」が安いから「ガソリン車」を選ぶと、「車体寿命」は短い為、長距離を運転し他の車に乗り換える際は「査定価格」が同じ距離を走った「ディーゼル車」に比べて下がる可能性が高くなります。


以上、「vanlife」用の「バンコン」vs「キャンピングカーライフ」用の「キャプコン」価格は?燃費の差は?ガソリンかディーゼルどっち?お答えします!でした!
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