こんにちは!夫(ゆう)・妻(まる)と、トヨタハイエース(サニイ)で全国を移動する生活、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方を実践しつつ、車中泊とキャンプを楽しむ夫婦、「ミチトライフ( @michitolife)」です。
2020年4月7日に、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」が発令されました。
そんな中、本記事では下記のことについて解説します。
- コロナウイルスによる緊急事態宣言「前」の車中泊・キャンプはしてもよかった?
- コロナウイルスによる緊急事態宣言「後」の車中泊・キャンプはしてもいいの?



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新型コロナウイルスによる緊急事態宣言「前」は車中泊・キャンプはしてもよかった?
みなさん、新型コロナウイルスがここまで蔓延していなかった「緊急事態宣言」よりも前はどのような認識だったでしょうか?
新型コロナウイルスの感染拡大が世界を麻痺させ、震撼させていた中、日本ではそこまで蔓延してないし、手洗いうがいに「濃厚接触」さえ気をつければ大丈夫だろう?と思っていた人は少なくないと思います。
実際に、緊急事態宣言前の品川駅では連日、このような通勤時間帯だったと新聞にも残っていますね。
そんな中、もちろん新型コロナウイルス による活動自粛制限が4月に出された時には、「テレワーク」可能な会社員の方は、在宅勤務を始め、子供たちも学校が休校となり、たくさんの人たちが人混みをさけ、外出をさけ、「新型コロナウイルス による「引きこもりの状態」が続きました。
そんな中、連日ニュースではコロナの報道ばかりで、家に引きこもっていると「おかしくなる!」とたくさんの人が思っていたでしょう。
しかし、「救いのニュース」も混じっていました。
そう、アウトドアが好きな方には朗報なニュースがありましたよね?
感染拡大が懸念される都心部を避けて、地方の「キャンプ場」や「車中泊スポット」に出かけて感染を避けようと。
実際に都市部を避けて人が少ないアウトドアを行うことは、「いくつかのメリット」があります。
ココがポイント
- 換気が悪い室内よりもアウトドア先の方が安全
- 地方の自然豊かな場所の方が人が少ないし空気も綺麗
- 車の中を除菌しておけば空気が窓でいつでも入れ替えれる
- 食事もキャンプ場や車内だと、感染するリスクは少ない
- 車って閉鎖空間なので「シェルター」の代わりになる
- キャンプ場はすぐ横に人がいないので濃厚接触しない
確かに、上記には一定の効果があります。
アウトドアのときは、自分で調理するので人からの感染リスクもありません。
新鮮な空気がいっぱいの場所だと、新型コロナウイルスによる精神的な負の感情から開放もされます。
家族全員で、感染の少ない地域に行くことは、感染リスクを大幅に下げる効果もありますよね?
別の観点から見ると、インターネットの環境さえあればどこでも仕事ができる「ノマドワーカー」であれば、Wifiや電源が整備されている「キャンプ場」や「有料車中泊スポット」で、感染のリスクを避けながら、いつもとは違った環境で仕事が可能な方もおられたでしょう。
ココがポイント
つまり、【新型コロナウイルス】の緊急事態宣言「前」の世の中の認識であれば、車中泊やキャンプはしてもよかった、むしろした方がよかったという報道が多くみられていました。
でも本当に車中泊・キャンプしてよかったの?
でも冷静に考えてみましょう!
料理を外でするとしても結局のところ
- 地元のスーパーで食材調達
- キャンプ、車中泊スポット先のスーパーで食材調達
は必要ですよね?
その時点で、感染のリスクがあったんです。
それだけではありません。
- 「サービスエリア」「道の駅」にも立ち寄ることもあります。
- 「銭湯」や「温泉」に行っていた人も少なくありません。
キャンピングカーにシャワーついているから私たちは安全ですという方もいらっしゃいますが、ほとんどの方はキャンピングカーを保有されていないのでお風呂は入りますよね。
もちろん、対策としては家族風呂に入ることや、お風呂は諦めて家に帰ってから入ることも可能でしょう。
ココがポイント
しかし、上記のことから緊急事態宣言「前」は、出かける以上、感染のリスクがあり、「自分達が菌をばら撒く可能性があった」という認識がまだまだ足りなかったのが報道や状況から解ります。
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言「後」は車中泊・キャンプはしてもいいの?
自分達が菌を撒き散らすことを意識しないと「パンデミック」が起こります。
そんなことが強く認識され始めたのは、気緊急事態宣言が出される少し前の、東京の感染が拡大した頃でした。
「不要不急の外出は控えてください!」
つまり「車中泊」や「キャンプ」などのアウトドアはこの「不要不急の外出」に当てはまるんじゃないかと思い始めた頃でした。
緊急事態宣言前にもこの「不要不急の外出」は控えるようにとあるにもかかわらず、上記のようにアウトドアに出かけることは、「感染を防ぐという観点」から容認されてきた部分があります。
ココがポイント
しかし、新型コロナウイルスの緊急事態宣言「後」には、外に出ること自体が感染のリスクがあるという認識を国民全体が持つようになり、今ではアウトドアに出かけるとは批判の対象とされることでしょう。
キャンプに関しての実際の調査結果
では実際に、どれだけの人が「キャンプ」や「車中泊」のようなアウトドアを「不要不急の外出」と思っているのでしょうか?
政府の緊急事態宣言を受けて、実際にキャンプに関連した情報を毎日配信している「キャンプクエスト」が、「キャンプを趣味としている全国500人の男女を対象」に新型コロナウイルスに関するイメージ調査を行ないました。
その調査で気になったのは「下記の質問3つ」になります。
- キャンプは不要不急の外出に該当するかどうか?
- 自宅待機と比べた時に、キャンプで新型コロナウイルスに感染する危険性はどのくらいあると思いますか?
- 緊急事態宣言が出されてからもキャンプに行った、または行く予定がありますか?
詳しく解説していきます。
問1. キャンプは不要不急の外出に該当するかどうか?
- 絶対に不要不急:37.4%
- どちらかといえば不要不急だと思う:38.4%
- どちらでもない:3.4%
- どちらかといえば該当しないと思う:11.6&
- まったく該当しないと思う:9.0%
緊急事態宣言を受けた時期ですが「75%以上」の方々が、「絶対に不要不急」「どちらかといえば不要不急だと思う」と思うに属しています。

反対に「不要不急に該当しない」という回答は合わせて20.6%に上り、5人中1人は不要不急では無いと認識しています。
正直、今の状況でこの考えに至る人がいるのが不思議だし、こういった方々が感染を拡大している要因になっているんじゃないだろうか、そう思ってしまいますよね?

問2. 自宅待機と比べた時に、キャンプで新型コロナウイルスに感染する危険性はどのくらいあると思いますか?
「問1」と同じような結果に「問2」もなりましたね・・・
キャンプ場は自宅よりも危険と感じる人が約6割、キャンプ場の方が安全と判断する人は約2割。
問1で「不要不急の外出に当たらない」と回答した人が、「キャンプ場の方が安全」と答えているのが想像できます。
問3. 緊急事態宣言が出されてからもキャンプに行った、または行く予定がありますか?
緊急事態宣言が発令されてからもキャンプに行くか、という質問に対して86.4%は「いいえ」と回答しましたが、6.2%は「行った、または行く予定がある」という結果になりました。

「どちらでもない」と回答した方も、この状況を踏まえて「行かない」という選択肢を選んで欲しいと願います。
車中泊やキャンプは「自宅で」!
ただ、家にずっと引きこもっていると「ニュース」ではコロナウイルスのことばかりで、精神的にもしんどくなってきますよね。
そんな中、車中泊やキャンプのようなアウトドアが好きな方は「自宅で」やってみてはどうでしょうか?
車中泊やキャンプを自宅で行うことには「2つ」ほどいい点があります。
- 家でもアウトドア気分になり「引きこもり」によるストレス解消
- 車中泊で家族への感染の防止
まずは家でもアウトドア気分を体験し、ストレス解消しませんか?
その解決策が「へやキャン」です。
休みがなかなかとれない、冬の寒い時期はキャンプ場がしまっている、そういうところから「へやキャン」が流行り出しました。
新型コロナウイルスによる外出自粛のなか、家で家族だけで「へやキャン」することに対しては大きな批判もないと思われますので、試してみてはどうでしょうか?
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「部屋キャン」におすすめのギア15選を紹介している記事はこちら!
それともう一つが、車中泊で感染拡大を防ぐこと。
会社員で働いているお父様お母様はお子様への感染を防ぐため、車で寝るということも手段の一つだということです。
実際に家族への感染を防ぐために家に帰らず、「外」で車中泊している人も多いと聞いています。
しかし、これもまた緊急事態宣言「前」では可能だったかもしれませんが、緊急事態宣言「後」であれば様々なお店が自粛していることで車中泊生活がままならなくなってきています。
ココに注意
だからこそ、車中泊する場所は「自宅の駐車場」でするのが一番です。
自宅で車中泊をするときの新型コロナウイルス対策
せっかく感染拡大を防ぐために車中泊していますという方が、対策をしっかりできていないのであれば意味がありません。
- 車内の環境を整える
- 車内を清潔にする
この部分を気をつけましょう!
車内の環境を整える
まずは車内の環境を良くするためには下記の2点が重要です。
- 車はフラットにする
- 周りから見えないようにする
まず、車がフラット、つまり椅子などを倒すことで寝ることを可能にしていきましょう!
フラットにならない車だと、睡眠はしっかりとれないので疲れが残り抵抗力が落ちることになります。
最近ではSUZUKIの「ハスラー」や、HONDAの「フリード」などがフルフラットになることで売り上げをあげています。
しかし、フルフラットになるからといって完全に車の凹凸がなくなるわけではないので、「エアーマット」を使用しましょう!
「エアーマット」で有名なのが、バルブを外すだけで勝手に空気が入り10cmの厚みになる「FIELDOOR」の【車中泊マット】です。
これがあるとないとでは全く快適さが変わってきますので、収納時に小さくなるこのエアーマットを車内に常備しておくことをおすすめします。
ちなみに、私たちのように家にある布団やマットレスをそのまま車に敷くことでも凹凸を軽減できます!

次に、車は周囲が窓になっているので、「プライバシーの確保」のためにも遮断する必要があります。
車の窓に「スモーク」がかかっていたとしても、夜になると周りからは普通に見えてしまいます。
しかも周りの光は入ってくるため落ち着いて寝ることができません。
市販で売っている車専用のカーテンなどで窓を遮断することで簡単に防ぐことが可能です。
もっと詳しく
フラットにならない車の場合は、座った状態に長時間いると「エコノミークラス症候群異」になるので、定期的なストレッチや軽い運動を心がけましょう!
車の運転でも起こりうる怖い病気「エコノミークラス症候群」は、車中泊やバンライフをしている人はもう予備軍かもしれません。対策、教えます。の記事はこちら!
車内を清潔にする
もう一つは、車内を清潔に保つことです。
まずはマスクの着用で、飛沫感染を防ぎましょう!
また、車内を除菌します。
良く触る、ドアの開閉部分やハンドルなどはしっかりと!
私たちは狭い車内の中で、不純物の入ったアルコールを使うことは、自分の体にも害がでると思っていましたので「食品にも使えるアルコール」をおすすめします。
実際に使っているのが、【パストリーゼ77】です。

ココに注意
おすすめの【パストリーゼ77】ですが、現在、「転売業者」によって高額になっています。
そのため、本当に必要な方に届いてないことが残念でなりません。
まとめ
如何でしたでしょうか?
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の前と後では、「車中泊」と「キャンプ」の認識に大きな違いが現れていました。
ココに注意
結果として
【新型コロナウイルス】の緊急事態宣言「前」は車中泊・キャンプはしてはいけなった!
【新型コロナウイルス】の緊急事態宣言「後」も車中泊・キャンプは引き続きしてはいけない!
という認識が正解ということがわかりました。
2020年5月6日まで続くこの緊急事態宣言。
実際、その期間で終わる保証もないので、家の中で「引きこもる」際には、「車中泊気分屋」「キャンプ気分」を味ってストレス解消してみてはどうでしょうか!?
以上、車中泊・キャンプは「新型コロナウイルス」の緊急事態宣言「前後」で認識はどう変わったのか?解説します。の記事でした。
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