こんにちは!夫(ゆう)・妻(まる)と、トヨタハイエース(サニイ)で全国を移動する生活、通称「VANLIFE(バンライフ)」という生き方を実践しつつ、車中泊とキャンプを楽しむ夫婦、「ミチトライフ( @michitolife)」です。
今回は「SmartTap」が販売している3モデルの【PowerArQ】を徹底比較し、車中泊・キャンプ・防災用に読者の皆様がどのモデルを買えばいいのかの助けになるような内容になっております。
【PowerArQ】の3モデルはどれも素晴らしいので優劣はありません。
ただ、「電気容量」や「使用方法」などによって、どのモデルを購入すればいいのかが変わってきます。
比較するモデルは以下の通りです。(個別記事にとべます)
- 【PowerArQ mini】
86400mAh / 311Wh - 【PowerArQ】
174000mAh / 626Wh - 【PowerArQ2】
45000mAh / 500Wh




ココに注意
当ブログでは玄人(くろうと)しかわからない情報などは極力記載せず
- 初めて買う方
- ある程度知識のある方
がポータブルバッテリーを購入される際の参考になる情報を主に載せております。
タップできるもくじ
「SmartTap」【PowerArQ】3モデルのセット内容
まずは【PowerArQ】3モデルのセット内容から比較していきましょう!
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
セット内容 | 製品本体 | 製品本体 | 製品本体 |
ACアダプター | ACアダプター | ACアダプター | |
シガーソケット3.4m | シガーソケット3.4m | シガーソケット0.7m | |
MC4ケーブル1m | MC4ケーブル1m | MC4ケーブル1.5m | |
取扱説明書兼保証書 | 取扱説明書兼保証書 | 取扱説明書兼保証書 | |
Type-cケーブル1.0m | |||
保証期間(場合による) | 24ヶ月 | 24ヶ月 | 24ヶ月 |
ココがポイント
比較するとわかるPOINT!
- 【PowerArQ2】だけシガーソケットケーブルがかなり短い
- 【PowerArQ2】だけMC4ケーブルが長い
- 【PowerArQ2】だけType-Cケーブルが付属している

「SmartTap」【PowerArQ】3モデルの電気容量
次に【PowerArQ】3モデルが、どれぐらいの電力を溜めておけるかの数値を見ていきます。
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
定格容量 | 86400mAh | 174000mAh | 45000mAh |
定格エネルギー | 311Wh | 626Wh | 500Wh |
公称電圧 | 3.6V | 3.6V | 11.1V |
使用可能日数 | 1~2日 | 2~4日 | 1~3日 |
ココがポイント
おおよその使用日数は、状況によって大きく変わりますので目安としてお考えください。
また【PowerArQ2】だけ電圧が変化しますので、同じ3.6V換算であれば「138750mAh」となります。

「SmartTap」【PowerArQ】3モデルの出力規格&出力方法
次は【PowerArQ】3モデルはどのような電力を発生させるのかをみていきます。
AC出力規格
まずはコンセントを接続させた時に流れる電力をみていきましょう!
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
電圧(V) | 100 | 100 | 100 |
周波数(Hz) | 60 | 60 | 50 / 60 |
波形 | 正弦波 | 正弦波 | 正弦波 |
定格出力(W) | 300 | 300 | 300 |
最大出力(W) | 400 | 500 | 450 |
口数 | 1 | 1 | 2 |
ココがポイント
AC出力でのポイント
- 【PowerArQ2】の周波数が 50 / 60Hzの切り替え可能になっています
- 【PowerArQ2】のコンセント口数が2個となり増数です

USB出力規格
次はUSBを差し込んだときの電力を比較していきます。
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
USB-TypeA(5V / 2.4A) | 2 | 3 | 2 |
USB-TypeA(5V / 3A) | 0 | 0 | 2 |
USB-TypeA(PW45W) | 0 | 0 | 1 |
ココがポイント
USBでは大きな違いがあります!
- 【PowerArQ2】では、USB-Aも高速対応し、数も増えています
- 【PowerArQ2】はさらに、USB-Cの高速も追加されています

DC出力規格 / シガーソケット
DC出力やシガーソケットも大事な要素ですので比較していきましょう!
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
DC出力 | 13.3V / 10A | 12V / 10A | 12.6V / 10A |
DC口数 | 1 | 2 | 2 |
シガーソケット出力 | 13.3V / 10A | 12V / 10A | 12.6V / 10A |
シガーソケット口数 | 1 | 1 | 1 |
DC出力に関しては、大きく変わるところはないと判断しています。
ワイヤレスチャージ
2020年4月の時点で、私は初めて目にするポータブルバッテリーの「ワイヤレスチャージ」。
それが【PowerArQ2】のみに機能としてあります。
ワイヤレスチャージ:5W / 7.5W / 10W
iPhone11で最大7.5W、Andoroidであれば、最大10Wで急速充電が可能です。
※ワイヤレスチャージに対応している機種のみとなります。

「SmartTap」【PowerArQ】3モデルの入力規格・入力値
次は【PowerArQ】3モデルは、どのように充電ができ、充電にどれぐらいの時間がかかるのか?というのを比較していきます。
充電に関してはまとめて比較していきます。
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
AC充電時間 | 6.5時間 | 8~9時間 | 6~7時間 |
シガーソケット充電時間 | 9時間 | 18時間 | 6時間 |
ソーラー方式 | MTTP | MTTP | |
ソーラーW数上限 | 120W | 120W | 120W |
ココに注意
【PowerArQ2】のシガーソケット充電には注意が必要です!
- 付属のシガーケーブルでの充電では、60%までの充電しか行われない仕様です。
- 満充電を行うためには、別途別売の【STSL300】が必要です。
- 【STSL300】使用時が「約6時間」となります。
MTTP方式とは、ソーラーパネルで生み出された電力がほとんど衰えることなくポータブルバッテリーに充電される方式のことをいいます!

「SmartTap」の公式ソーラーパネル120W は、「防水用」と「折り畳み」がありますので自分のスタイル合わせて購入してみてはどうでしょうか?
「SmartTap」【PowerArQ】3モデルのディスプレイ
【PowerArQ】3モデルの液晶ディスプレイは、【PowerArQ2】のみ違います。
【PowerArQ2】が下の写真になります。
他の【PowerArQ mini】と【PowerArQ】が下記の写真で同じデザインになっています。
ただ、どちらのモデルも下記の項目を満たしているので素晴らしいディスプレイです!
- INPUT:充電した際の数値
- OUTPUT:電力を消費している数値
- 電力の残り残量
「SmartTap」【PowerArQ】3モデルの大きさ・重さ
持ち運びできるのか?できないのか?
ポータブルバッテリーを買う際に大きく決め手となる要素が大きさと重さです。
では3モデルを比較してみましょう!
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
縦幅(mm) | 230 | 300 | 295 |
横幅(mm) | 193 | 242 | 195 |
高さ(mm) | 195 | 193 | 191 |
重さ(kg) | 3.5 | 6.0 | 6.2 |
他社と比べて | 小さく軽い | 小さく軽い | 標準的 |
【PowerArQ】の3モデルは、他社の同じ容量のポータブルバッテリーと比べると小さく軽いのが特徴的です。
ただ、性能がUPしている分【PowerArQ2】は大きさと重さが少し増します。
また取手の部分も【PowerArQ2】のみ収納型となり違いますのでご注意ください!
「SmartTap」【PowerArQ】3モデルの価格
やはりポータブルバッテリーを買う上で一番大事な要素は価格です。
価格が高いのか安いのかは「1Whのコスト」をみると分かってきます!
例えば【PowerArQ2】であれば50800円でバッテリー容量が500Whなので、
59800 ÷ 500 = 119.6
つまり1Whのコストが119.6円になります。
同じ計算方法で3モデルを比較していきます。
品名 | 【PowerArQ mini】 | 【PowerArQ】 | 【PowerArQ2】 |
画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
価格(税込み) | 33000 | 66000 | 50800 |
Wh | 311 | 626 | 500 |
1Whのコスト | 106.1 | 105.4 | 119.6 |

さらに、【PowerArQ】の3モデルの最大の他社との差別化が、「カラーバリエーション」の豊富さなのですが、これに関しては3モデルとも「6種類」のカラーを
ココに注意
3モデルは全て「パススルー」対応ポータブルバッテリーになります。
※パススルーとはポータブルバッテリーをコンセントで充電しながら、様々な電化製品を使用(充電)できる機能のことです。
しかし、パススルーはポータブルバッテリーの劣化の原因になるためメーカーは「非推奨」としています。
「SmartTap」【PowerArQ】3モデルのまとめ
では上記を踏まえて、【PowerArQ】の3モデルがどのような方にぴったりなのかをまとめてみます!
PowerArQ mini をおすすめする人
- ポータブルバッテリーを初めて購入する
- ソロキャンしたい
- ソロ車中泊したい
- 出費は抑えたい
- キャンプ女子
- 車中泊女子
- 片手でも軽く持つことができる
PowerArQ をおすすめする人
- 500Wh以下の容量だと物たらなく感じる
- 他社と比べても安いポータブルバッテリーが欲しい
- 家族がいるので大容量が必要
PowerArQ2 をおすすめする人
- PowerArQの高性能なポータブルバッテリーが欲しい
- コンセントは2口欲しい
- USBの出力は高速でないとイヤだ
- ワイヤレス充電でちょっと自慢したい
- コスパも大事だけど性能も必要だ
如何でしたでしょうか?
【PowerArQ】の3モデルは、使う人数や、コスパ、性能面、どこを重視するかによって、どれを購入するのかは別れます。
上記の中で気になったモデルは個別記事にてもっと詳しく解説しておりますので、ぜひ合わせてお読みください。
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以上、【PowerArQ】の「3モデル」のポータブルバッテリーを徹底比較!車中泊・キャンプ・防災用にあなたにおすすめなのは?の記事でした。
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