これまで様々なポータブル電源を使ってきましたが、防災用に、そしてアウトドア用に持っていて良かったのが1,000Whを超える大容量のもの。
まだまだ大容量のものは市場には少ない中、様々なガジェットを製造販売しているブランド「Zendure」が、応援購入サイト「Makuake」で1,000Whを超える「ZENDURE Super Base Pro 1500」と「ZENDURE Super Base Pro 2000」のクラウドファンディングを開始しました。

購入方法
本製品は、クラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトを支援いただくことで購入できます。
ご提供品
本記事はZendureからレビュー依頼を受け、作成しております。
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ZENDURE Super Base Proとは?
ガジェットブランド「ZENDURE」とは?
ZENDUREは、モバイルバッテリーや充電器、ポータブル電源などを製造・販売しているブランドです。
デザインがシンプルでおしゃれながら高機能なので、モバイルバッテリーの「Super Tank Pro」は私の愛用品です。

さらに「SuperhubSE 4K」は、もう1年以上、毎日使うほどの溺愛ぶりです。

これまでにポータブル電源「SuperBase 500」も日本で販売しており、その後継機となるこの2タイプはMakuakeで一体どれぐらい応援されるのか楽しみです!



ZENDURE Super Base Proの驚くべき特徴!
私も含めすでにファンも多いZENDUREの歴代最高傑作、Super Bace Pro 1500と2000!
何がそんなにすごいのか?まず特徴を先にご紹介します。

Super Bace Pro特徴
- 選べる電池の「容量」と「種類」の異なる2タイプ!
- 業界最高峰!2時間でフル充電!
- スーツケースのように持ち運べる!
選べる電池の「容量」と「種類」の異なる2タイプ!
ZENDURE Super Base Proシリーズは、電池の容量と種類が異なる2タイプを選ぶことができます。

1500は電気容量が「1,456Wh」で最も寿命が長いとされている「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用。
充放電回数、つまり何回充電できて何回放電できるかの回数が「3,000回」を超えています。
一方2000は、脅威の「2,096Wh」の容量を誇りますが、電池は安全性の高い「3元系リチウムイオン電池」を採用。
充放電回数は「1,500回」と劣るものの、2,000Whを超える容量は、業界でもほとんど存在しないほどの容量です。


業界最高峰!「2時間」でフル充電!
Super Base Pro 1500と2000は、Zendure独自の急速充電技術「GridFlow(グリッドフロー)」搭載で、ご家庭のコンセントから「1時間で70%」、「2時間でフル充電」が可能になっています!

実際に充電したところ、「1,420W」ものとてつもないW数で充電されていたので、2時間フル充電は余裕ですね。


スーツケースのように持ち運べる!
Super Bace Pro 1500は重量「21.8kg」、2000は「21.2kg」とかなりの重さを誇ります。
かなりしっかりした取手があるのですが、持ち運んで使用するには男性でも厳しいでしょう。

しかし、後ろにゴツいタイヤがあり、

もう一つの取手を引っ張り伸ばすことで、


まるでスーツケースのように移動はラクラクできるんです!

タイヤに深い溝があるので、砂利道ぐらいならなんなく移動させることができます!

ただ、流石に柔らかい山道や砂浜などは、ずっしり重たく腕にのしかかってきますのでキャンプや車中泊の祭にはご注意を!



ZENDURE Super Base Proレビュー
ビジュアル&付属品
ここからはSuper Base Pro 2000の実機を用いて、さまざまな項目をレビューしていきます。
まずは「ビジュアル」!
前面は、大きさが「高さ46.6cm × 幅35.2cm」と2,096Whもあるにも関わらず、コンパクトな印象。
サイズはSuper Base Pro 1500も2000も同じです。

500mlのペットボトルと比べても、すごく大きいという印象はありませんでした。

しかもディスプレイ画面がめちゃめちゃ大きく、これはポータブル電源の中でも1,2位を争うほどの見やすさ♪

ディスプレイの表示はかなりこだわりを感じれ、さまざまな機能がしっかりと表示されます。



奥行きは「27.6cm」と、スッキリ!

内部の熱を排出する通気口は左右にあり、使用すると冷たい風で熱を逃してくれ、電源の状態を安定させてくれます。

背面は超シンプル!
デザインにこだわっているZENDUREの良さが出ていますよね!

底面はしっかりと安定感がありました。

付属品は車載充電できるケーブルがないので、ちょっと困りましたね。

付属品
- AC充電ケーブル
- MC4-ACケーブル
- MC4-XT60ケーブル
- アクセサリーポーチ
- ユーザーマニュアル
- 取扱説明書
- USB-A/C 変換コネクター
ケーブル類は、ポーチにすべて収納できるので持ち運びに困りません!

そして上記画像の中で1つだけ別途販売の「防塵カバー」。
こいつが市場にあるポータブル電源の中で最高傑作なんじゃないかと思っています。

まず、丈夫な素材で本体をしっかりと覆ってくれ、軽い防水と防塵が期待できます。

さらに底面まで覆っているのがナイス!

カバーを装着していてもすべての機能は問題なく使用可能で、
電源のオン/ オフはもちろんのこと、

取手やスーツケースの持ち手も、チャックを開け閉めすることで出し入れが可能です。


何より1番びっくりしたのが、排熱溝を防がないようにできる工夫がこなされています。

こう見ると、今にも空に飛んでいきそうなパタパタ感・・・・(意味不)

後ろ側には、ケーブルなどを入れて置けるポケットも!


とはいえこのポケット、アクセサリーポーチが入ればベストだと思ったのですが・・・入らない。



購入方法
本製品は、クラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトを支援いただくことで購入できます。
異なる電池スペックの詳細
ポータブル電源を選ぶ際にとても大事な要素「電池のスペック」。
Super Base Pro 1500と2000のそれをまとめました!

SuperBase Pro 1500の電池スペック
電池容量:1,456Wh / 455,000mAh
電池素材:リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
充放電回数:約3,000サイクル(残存容量80%)
動作温度範囲:-20~60℃
充電温度範囲:0~45℃
生産地:中国
SuperBase Pro 2000の電池スペック
電池容量:2,096Wh / 582,400mAh
電池素材:三元系リチウムイオン電池(NMC)
充放電回数:約1,500サイクル(残存容量80%)
動作温度範囲:-20~60℃
充電温度範囲:0~45℃
生産地:中国


SuperBase Pro 1500の電池の容量「1,456Wh / 455,000mAh」はいったいどれぐらい使用できるのか表にまとめてます。
99回
iPhone(3,000mAh)
36回
iPad(8,000mAh)
25回
Macbook(50Wh)
43時間
扇風機(30Wh)
23時間
電気毛布(55Wh)
1時間
電気ケトル(1,250W)
1.1時間
ドライヤー(1,200W)
1時間
電子レンジ(600W)
1.1時間
IHヒーター(1,200W)
SuperBase Pro 2000の電池の容量「2,096Wh / 582,400mAh/」はいったいどれぐらい使用できるのか表にまとめてます。
143回
iPhone(3,000mAh)
53回
iPad(8,000mAh)
37回
Macbook(50Wh)
62時間
扇風機(30Wh)
34時間
電気毛布(55Wh)
1.5時間
電気ケトル(1,250W)
1.6時間
ドライヤー(1,200W)
1.5時間
電子レンジ(600W)
1.6時間
IHヒーター(1,200W)
放電深度(DOD)の影響を加え計算しております。また、計算方法に関しては「ポータブルバッテリー の用語辞典」を参照の上行っております。
SuperBase Proシリーズは、AC充電中に給電も同時に行えるパススルーと、停電の際に自動で電力を家電などに供給してくれるUPS(無停電電源機能)を搭載しています。
停電時にパソコンやサーバーのバックアップ電源としてのデータ保護はもちろん、冷蔵庫や水槽を繋いで食材だけでなく大切なペットの命を守る事も出来ます。



この電池によって変わる2タイプのSuperBase Proシリーズ、この段階でどちらを選べばいいのか?
読者の皆様に提案してみます!
SuperBase Proシリーズの選び方
- 重さは同じぐらいなので差別化はなし。
- キャンプや車中泊の際に使用するのはどちらでもOK。あとは価格次第。
- 家庭用蓄電池として備蓄される場合は容量の多い2000一択です。
- ただし、UPS機能を使用する場合は寿命の長い1500一択です。


最大13台の機器に同時給電できる出力性能
Super Base Proの出力
- 出力とは電化製品を差し込んだ時、流れてくる電流のこと
- AC(コンセント)は6口
- USB出力はUSB-Cだらけのこだわり
AC出力は「定格2,000W」「瞬間4,000W」
AC出力とはSuper Base Proに「コンセント」を差し込んだときに電化製品などに流れる電流のことです。

AC出力詳細
- 電圧:100V
- 周波数:50Hz / 60Hz 切替可
- 波形:完全正弦波
- 定格出力:2,000W
- 最大瞬間出力:4,000W
- コンセント20A:6口
まず、電圧・波形から家庭用のコンセントに差し込んだときと同じ電流が流れることがわかりますので安心できますね!


Super Base Proシリーズの驚愕の性能はやはり、「2,000W」もの定格出力です。
世の中に販売されている90%以上のポータブル電源が、出力が足りず使用できない「電子レンジ(回転皿)」はなんのその、

ドライヤーもしっかりと動き、その時のファンの大きさも計測しました。
すると、さまざまな条件下で変化する音の大きさではありますが、「58db〜65db」と、このサイズ感とパワーにも関わらずファンの音が小さいことに驚きでした!


ちなみに、白ごはん3合を炊いてみたのですが、コンセントで炊いたよりも美味しく炊けたような気がしました。(マジで)




またSuper Base Proシリーズは、アプリと連携することで、AmpUp(アンプアップ)モードという機能に切り替えれます。(ロケットみたいなマークが出ればOK)

この機能は電圧と電流を調整する事で消費電力の高いデバイスでも稼働させる事ができ、「最大3,000W」の出力が可能となります。

レビューしたSuperBase Pro 2000は、販売前のデモ機だったので、まだ2200Wほどしか出力しませんでしたが、それでも3,000Wまで使用可能なのはすごいです。

USB出力は過去最高性能
ZENDUREは「USB-C出力」に定評があり、なんとUSB出力が「全てUSB-C」という斬新さ!

USB出力
- USB-C (20W):2口
- USB-C (100W):2口
しかも、100WのUSB-Cが「2口」もあるんです。
実際100WのUSB-Cを備えているポータブル電源がかなり少ない中で、2口もあるのは驚愕でした!

これで「Andoroidoスマホ」「iPad」「Macbook」など、高速充電可能なので、テレワークやワーケーションの際の電力不足にも安心ですね。
「USB-A」をまだまだ使う方は多いと思いますので、付属の変換コネクターをつけて対策しましょう!!

私は、ZENDUREのSuperhubSE 4Kを使って、このようにACで充電するスタイルが多いです。
なぜかというと、配線の長さが増えるからと、綺麗にまとまるからです。




DC出力
DC出力は近年、あまり使うことがなくなってきましたがまだまだ健在。
シガーソケット出力もしっかりと完備しています。


その他の出力の詳細
- DC 5521出力(136W):3口
- シガーソケット(136W):1口
急速充電可能な入力性能
充電(入力)とは?
- Super Base Proに電気を充電することが「入力」
- ACコンセントで「」でフル充電
- 200Wのソーラーパネルでサスティナビリティ!
- シガーソケット充電は可能ですが、ケーブルは付属していません
ACコンセントで1時間で「70%」、わずか2時間で「フル充電」
次にSuper Base Proをコンセントで充電したときをレビューしていきます。
充電する機能は、後面に集約しています。

ACケーブルは、従来のポータブル電源のように大きなアダプターがついていないので、邪魔になることがなく最高です。

右から2番目の、いかにもコンセントっぽい形状のプラグに、付属しているケーブルを差し込むと自動で充電が開始され、上記でもお伝えした通り1時間で「70%」、2時間で「フル充電」が可能です。

ポイント
急速充電の場合、電力を多く消費しますので、ご家庭によってはブレーカーが落ちることもしばしば。
もし落ちる場合は、SuperBase ProをZENDUREの専用アプリと接続させ、充電量を変更しましょう!
「300W〜1,500W」と幅広く充電速度を変更できるので、ご家庭の環境に合わせることが可能ですよ!

200Wソーラーパネルで充電してみよう!
Super Base Proと同時にMakuakeで購入できるのが、200Wの出力を持つ、「ZD200SP」。

実際にソーラーパネルで太陽光発電をしてみました。

今日はよく晴れた気温9度の真っ昼間。
充電結果はなんと160Wとすごい結果を出せました!!

Super Base Proは独自開発した「PVMax」システムにより、200Wのソーラーパネルを「9枚」まで直列接続することで、最大(理論上)1,800Wのソーラー充電が可能となりました。




ZD200SPの使い方や接続方法などは別記事にてお伝えしております。
シガーソケット充電
現状、SuperBase Pro 1500と2000ともに、シガーソケットで充電することが可能です。
12/24V車に対応しています。
しかしながら、シガーソケット充電ケーブルが付属されておりません。
Makuake終了時までに付属する可能性がありますが、もしない場合は「シガーソケット-XT60ケーブル」が必要だと思うのですが、amazonでも見つからない・・・



ZEUDUREのアプリによる操作
上記でもいくつかご紹介していますが、Super Base Proは、Zendureのアプリにより、遠隔操作が可能です。



まず最初にアプリで行ったのは、50Hzと60Hzの切り替えだ。
関西に住んでいるので、「60Hz」に切り替えました。

そして、何やら緑色に光っているのはSuper Base Proの仕様のよう。

なんと、10色ほどの色に変えることができ、

オン / オフや、色の明るさまで調整は思いのまま!

さらに最高だった機能が、充電を何%まで行うかを自由に変えれることだ。

ポイント
ポータブル電源は充電をフルにした場合、多少なりとも電池に負担がかかります。
防災用に長期に保管しておく場合は「90%」ぐらいで保管するのがいいので、この機能を使い90%で充電を止めておくことができます。
また、自動で電源が切れる時間を設定したり、ディスプレイの明かりを自動で消えるようにしたりと、アプリによってSuper Base Proはかなり進化します。



保証と安全性と価格
安心と安全
- 安全性は安全認証マークで確認を!
- 保証期間は「24ヶ月」で優秀!
- 価格はMakuake限定42OFFと超優秀!
安全性は問題なし
Super Base Proの安全性は各国の認証を取得しているので問題ないと言えます。

バッテリー管理システム(BMS)という過充電や過放電保護、温度管理等、内部バッテリーが安全に動作するよう監視及び管理を行うためのシステムもしっかりと導入されています!

保証期間は2年
ポータブル電源を選ぶ上で「保証期間」はとても大事で、通常は「24ヶ月」が多いですが、確認せずに買うと0ヶ月や12ヶ月なども普通に存在します。
また、公式サイト・Amazon・楽天・yahooショッピングのどこで購入するかによって期間が変わることもありますので注意が必要です。

ココがおすすめ
ZENDUREはMakuakeでの購入者すべての方に、「本体」及びソーラーパネル2年間の製品保証!
国内販売実績のあるゼンデュア・ジャパンが、全力でサポートしてくれるそうなので安心ですね。
価格は、破格の値段です
Super Base Pro シリーズやオプションの価格は以下の通りです。

- Super Base Pro 1500「税込 224,000円」
- Super Base Pro 2000「税込 257,000円」
- ZD200SP「税込 67,000円」
- 防塵カバー「税込 8,980円」
正直、まぁまぁ高額だと思います。しかし、そこはMakuakeでの先行販売!
30%代の割引価格は当たり前で、最大「42%」も安く購入できるリターンもありますよ!


ZENDURE Super Base Pro レビューまとめ
如何でしたでしょうか?
このSuper Base Proは、大容量、急速充電、アプリ操作が可能など、2022年の最先端を行くポータブル電源の1つだといえます。
その上で、Super Base Pro 1500と2000は、それぞれどんな方におすすめなのかご紹介させていただきます。

1500がおすすめの方
- 大容量・高出力の電源をお探しの方
- キャンプや車中泊などのアウトドアでお探しの方
- UPSの機能を使用したい方
- 500Wh前後のポータブル電源をお持ちで、もう1つ欲しい方
2000がおすすめの方
- 大容量・高出力の電源をお探しの方
- キャンプや車中泊などのアウトドアでお探しの方
- 家庭用蓄電池として、緊急時の際に備蓄される方
以上、【ZENDURE Super Base Pro 2000】レビュー!2タイプから選べる1,000Wh超え大容量ポータブル電源はかなり凄かった!の記事でした。
購入方法
本製品は、クラウドファンディング「Makuake」にてプロジェクトを支援いただくことで購入できます。
-
参考【SuperTank Proレビュー】USB-Cが4ポートもある26,800mAhの次世代モバイルバッテリー!アウトドアや防災時に最適。
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参考【ZD200SP】レビュー!ZENDUREの200Wソーラーパネルは、シンプルで軽量なのに高出力なので、ぶっちゃけおすすめです!
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